お菓子のビッグカツのビジュアルをアートに昇華した作品がX(Twitter)に投稿されました。見事な職人技が反響を呼び、記事執筆時点で360万回以上表示され、5万6000件を超える“いいね”を集めています。
発端となったのは、ビッグカツのメーカーがフリー素材としてXに投稿したカツそのものの写真。「使いどころは思いつきませんが」と断った上での投稿でしたが、リプライや引用リポストではシュールなコラージュなどが数多く寄せられました。
その中でも特に反響が大きかったのは、デザイン事務所「AMIX」の代表、トミナガハルキさんの投稿です。
トミナガさんは、カツの表面のザラザラとした質感を文字に重ねて、かすれたようなグランジ加工を施したものを投稿。「BIG KATSU」の文字がこれだけで一気にロックな雰囲気になっています。
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トミナガさんはこの出来栄えに、「グランジ用素材として実用性が非常に高い。ビッグカツは仕事で使える」と満足しています。
いい結果に満足したトミナガさんは次に、“魔法剣”のエフェクトにビッグカツ素材を使うことにします。発想が異次元すぎる気もしますが、剣とその周囲にビッグカツを重ね、表面の質感をうまく変換して重ねてみると、すごいオーラを放つエフェクトになりました。
さらに、「やばい、ビッグカツは夜景にもなる」と言い出したトミナガさん。ビッグカツの表面をいい感じに加工してキラキラさせ、「Merry Christmas」の文字を入れると聖夜の夜景が現れました。訳が分からないレベルですごい……!
トミナガさんは結論として、「ビッグカツが素材として普通に優れていた」「ビッグカツはデザイン界のスイスアーミーナイフである」と投稿しています。
デザインにおけるビッグカツの無限の可能性を世に知らしめたトミナガさんの一連の投稿に、リプライでは「天才か?」「普通に優秀な素材になってて笑うんだ」「有用性えぐい」「暇を持て余した神々の遊び」「プロってすごい」「美術の授業でこの方の教科書があれば倍の知識貰えそう」と驚きを隠せない様子の反応が多数見られました。
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※画像提供: トミナガハルキ | 小さなデザイン事務所 (@asobodesign)さん
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