『光る君へ』町田啓太、公任役で完走「僕も出世欲を忘れずに(笑)」

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2024年12月15日 22:00  ORICON NEWS

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大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK
 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、を演じたの声を紹介する。

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――藤原公任として過ごした時間

10代からこのドラマ上では60代まで。そんなに長い年齢をずっと演じられるなんてことはなかなかないことですし、しかも1000年以上前の時代をやれたっていうのは、これはもう本当にすごく大きな自信にもつながりましたし、何があってももう大丈夫かなと思えるくらい、時代劇に関しては思いましたし、あと時代劇熱がよりグッと上がったので、もっともっと挑戦したいなと。

これを糧にまだまだ僕も出世欲を忘れずに(笑)。(最終回の)公任よりも全然まだ若いですから。しかも文芸に秀でた芸事といったらね、同じ世界でも一応はあるので、公任さんにも恥じないように頑張っていかねばなと思いました。

――斉信と二人、歌を詠むシーン

たぶん幼少のころ、公任と斉信って結構ああだこうだ言いながら成長してきて、あの中では道長、行成、4人でいることが多かったですけれども、最初の方から描かれていて、その時って結構2人がちょっと頭出ててみたいな感じだったんですけど、逆に今度は残される側みたいなっていうのがすごくなんかこう、この2人だからそれが共有できるというか。すごくいい雰囲気でしんみりとした感じになったし、あとは詠んでいるんですけど、歌を。なんか本当にそこにいるくらいの感じで、たぶん詠んでいる感じなんだろうなと思いましたし、松がすごく立派なものが目の前にあって、それをたぶん山と見立ててみたいな。

それで僕の場合は「いとど深山ぞ」って。どうしてもやっぱり超えられない大きな…大きな大きな山みたいな。やっぱり道長のことも思ってましたし、人間性としても行成のことも思っていたでしょうし、なんかいろいろなことを反すうして、いろいろなフラッシュバックがありながら、斉信とそれを共有できた時間だったんじゃないかなと思いますし、でも物語も最後で自分たちもすぐ逝くからっていうのもあるけれども。

でもやっぱり自分たちがやったことって、自分の息子だったり、娘だったりとか、孫だったりとかに受け継がれているから、でもちょっとは前向きだったのかなっていう、やりきったなっていう感じも、詠んでいて少しは思えたんじゃないかなっていう感じもしました。

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