【動画】『野生の島のロズ』綾瀬はるか、柄本佑、鈴木福、いとうまい子によるアフレコ&インタビュー映像
米国の作家ピーター・ブラウンによる著書『野生のロボット』シリーズをアニメ映画化した本作。野生の島で起動した最新型アシスト・ロボットの「ロズ」に、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく物語だ。第82回ゴールデングローブ賞に4部門ノミネートされ、第52回アニー賞では最多となる9部門10ノミネート。さらに、1月17日に発表される第97回アカデミー賞ノミネートにも期待が高まっている。
監督・脚本はクリス・サンダース。製作はジェフ・ハーマンが務める。日本語吹替版では、主人公で、徐々に心が芽生えていく最新型アシスト・ロボットのロズ役を綾瀬はるか、お調子者でずる賢く臆病だが、ロズの相談相手として友情を育んでいくキツネのチャッカリ役を柄本佑、ロズに育てられ立派に成長していく雁(ガン)のキラリ役を鈴木福、たくさんの子供たちをたくましく育て、ロズをサポートするオポッサムの母親ピンクシッポ役をいとうまい子が務める。
このたび到着したアフレコ映像では、ロズの言葉を真似ようとするキラリの様子を見て、チャッカリがモノマネごっこを始めるコミカルなシーンが映し出されている。
ロズ役を務めた綾瀬は、オファーを受けた時の心境について、「嬉しい気持ちと同時に、ロボットは表情があんまりないので、段階をつけていくのが難しそうだと思いました」と率直にコメント。また、実際のアフレコについて「ロズは最初ずっと敬語を使っているのですが、次第に敬語ではなくなり、“〜です”から、“〜なの”と急に変わっていく感じが難しいなと思いました」と自身が演じたロズのキャラクターの変化について振り返る。
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そして、鈴木は自身の演じたキラリについて、「キラリは自分がロボットに育てられて、他の雁とは違うということを分かりつつ、それをあまりネガティブに捉えず、ポジティブに進んでいく力を持った、優しくて勇敢な子だと思います」と、前向きなキャラクターであることを解説。またキラリとの共通点として「ポジティブなところが似ている」とも明かしている。鈴木の演技によって、その成長と希望に満ちたキャラクターがどのように表現されているのか注目が集まる。
ロズをサポートするオポッサムの母親、ピンクシッポ役を務めたいとうは、本作について「愛とは何かをロボットが教えてくれている作品」とコメント。アフレコで苦労した点については、「普段通りお芝居をするつもりでやっても、聞き直してみると全然違う印象で、なかなか自分の思っていた感じにできませんでした。しかし、何度か監督にお願いして挑戦していくうちに、ご指導のおかげもあって徐々に自分が目指すものに近づいていきました。難しかったけれど達成感がありました」と、何度も挑戦して役に取り組んだことを振り返っている。
映画『野生の島のロズ』は、2月7日より全国公開。