世界最大級のカスタムカーの展示会「東京オートサロン」が開幕しました。ホンダと日産が経営統合で揺れる中、アジア勢は日本への攻勢を強めています。
幕張メッセできょう開幕した「東京オートサロン」。1日当たりの来場者数は、ジャパンモビリティショーに匹敵する自動車業界の大イベントです。
ホンダが公開したのは、懐かしの「プレリュード」。次世代のハイブリッド技術を搭載し、今年の秋、四半世紀ぶりに復活します。
一方の日産自動車。往年の名車GT-Rを、EV=電気自動車に仕立てた改造車を公開しました。
ホンダと日産は先月、経営統合に向け協議に入ると発表。そこで注目されるのが、協議に参加を検討している三菱自動車です。
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三菱自動車 加藤隆雄 社長
「必ずしも経営統合ありきとも言えないのかなと。それ(経営統合)は選択肢の1つですけれども」
ホンダ・日産の協議へ合流するか?今月末をめどに判断します。
一方、攻勢を強めているのが韓国と中国勢です。
韓国のヒョンデが公開したこのEV。その魅力は価格です。
ヒョンデモビリティジャパン 七五三木敏幸 社長
「カジュアル、284万9000円」
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また、去年の世界での販売台数がホンダや日産を上回る見通しの中国「BYD」も、日本で4車種目となる新型車を公開しました。
外国メーカーのEVの国内販売は去年、5.7%増えるなど、その風景は変わりつつあります。