学情はこのほど、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、「リスキリング」に関するアンケート調査を実施しました。
DXの加速や雇用の流動化により、「リスキリング」や「ポータブルスキル」の獲得への関心が高まっています。そこで今回、20代は新しいスキルの習得に関心を持っているのか調査しました。
■20代の約9割「リスキリング・学び直し」に興味あり
リスキリングや学び直しについて、「興味がある」と回答した20代が57.7%に上りました。「どちらかと言えば興味がある」27.7%を合わせると、約9割の20代が「リスキリングや学び直しに興味がある」としています。
|
|
「習得した新しいスキルを仕事で活かし、成果に繋げたい」「いつまでも知識をアップデートし続けたい」「学び直しをすることで、自身の市場価値を高めたい」「新たなスキルを身につけることで、キャリアの選択肢を広げたい」といった声が寄せられました。
■「キャリアアップのために勉強する必要性を感じる」は8割超に
キャリアアップや昇進昇格、転職のために勉強する必要性を「感じることがある」と回答した20代が53.1%に上りました。「どちらかと言えば感じることがある」31.5%を合わせると、8割以上の20代が「キャリアアップのために勉強が必要」としています。
「仕事の業務効率化やDX推進のためには、自発的に学ぶことが必要だと感じている」「仕事中に学べることは限界があるので、幅広いスキルを身につけるためには仕事以外の時間で学習することが不可欠だと思う」「転職活動で自分の強みとしてアピールするために、資格取得やスキル習得をしたい」といった声が上がりました。
|
|
■勉強する際に、「動画を活用したい」と回答した20代は約9割
仕事以外の時間を使って勉強する際に動画を「活用したい」と回答した20代が53.8%に。「どちらかと言えば活用したい」33.8%を合わせると、約9割の20代が「業務外での勉強に動画を活用したい」としています。
「書籍よりもわかりやすい」「文字だけより理解しやすい」「空き時間に学ぶことができる」「通勤時間を有効活用できる」「スマホで手軽に学習ができると便利」といった声が上がりました。
■調査概要
|
|
「20代の仕事観・転職意識に関するアンケート調査」
調査期間:2024年12月13日〜2025年1月9日 調査機関:学情 調査対象:20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者) 有効回答数:130件 調査方法:Web上でのアンケート調査 URL:https://service.gakujo.ne.jp/jinji-library/report/250115/
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
(エボル)
元の記事はこちら