他人に体当たりしてくる“ぶつかりおじさん”の被害を訴える人が増えているが、あまりに理不尽な行為が多すぎる。東京都の40代女性は約3年前、「渋谷駅の地下鉄の改札近く」で“ぶつかりおじさん”に遭遇した。それは夕方のことだった。
「中年男性が傘を左右にブンブン振り回しながら、勢いよく歩いてきた」
女性は避けきれず被害に遭ってしまった。(文:長田コウ)
「メガネをかけた小太りな中年男」にぶつかられ、「痛めつけてスカッとしようという意志を感じます」
夕方の渋谷駅は混雑していた。「周りの人達はギリギリ避けたりしていたが、避けきれない人もいた」という。
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「私は急で避けきれずに、二の腕をバシッと思いきり傘でぶたれた。私は唖然として、後ろ姿を見ていた」
男はその後もずっと傘を振り回しながら勢いよく歩いて去っていったそうで、女性と同様に被害にあった人が大勢いたかもしれない。
千葉県の50代女性は、駅前の歩道で「メガネをかけた少し小太りな中年男性」に遭遇した。
「こちらがどちらに避けようか迷っている間にもすごいスピードでズンズン向かって歩いて来て、全く避ける素振りは無く、すごい勢いでぶつかられた。ものすごく痛かった」
さらに、あまりの速さによろけて転びそうになってしまったという。驚いた女性は、男を目で追うも、減速する様子はなかったそう。しかし、他の人にぶつかってはいなかったようで、こう推測している。
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「私が弱々しく見えたからぶつかってきたんだと思い腹が立った」
他にも“ぶつかりおじさん”によく遭遇するのは「錦糸町駅の総武線快速の乗り換え通路」だという。被害に遭いやすいようだが、「こちらの反応が鈍いとかそういう問題ではなく」とし、持論を次のように続けた。
「自分は避けない、ぶつかれそうなやつ(女)にぶつかって痛めつけてスカッとしようという意志をすごく感じます。卑劣な行為だと思います」
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