<カーリング日本選手権:ロコ・ソラーレ5−4コンサドーレ>◇8日◇横浜BUNTAI◇男子◇準決勝
男子で予選3位のロコ・ソラーレが、昨年覇者で同2位のコンサドーレを破り決勝進出を決めた。
開始から3エンド(E)は互いに無得点。第4Eで先制され、第6Eには3点を追加されたが巻き返した。不利な先攻の最終第10Eで、円の中心に互いの石が置かれ、メジャー計測。スキップ前田拓海(22)は「見ていられなかった」と振り返ったが、自身の赤の石がより中心に近く、1点を追加。スチールに成功し逆転勝ち。「我慢して、10Eでスチールできて良かった」とホッとした。
26年ミラノ・コルティナ五輪への道をつないだ。今大会で優勝できなければ、五輪代表の道が消滅したが、昨年敗れた関門を突破した。
9日の決勝では、予選首位通過のSC軽井沢クラブと対戦する。勝った方が、9月のコンサドーレとの五輪代表候補決定戦に進出できる。“姉”の女子ロコ・ソラーレはすでに進出を決めている。「決定戦に行くには、優勝しかない。今日のようなゲームをできれば優勝できる」と見据えた。【飯岡大暉】
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