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クラシック音楽は胎教に良い
2月4日、メキシコの研究チームは、「Chaos」にて、妊娠中の音楽刺激は胎児の心拍リズムを安定させると発表した。
妊娠後期の母親がクラシック音楽を聴くことにより、胎児の心拍変動のゆらぎは軽減し、より規則的で安定した心拍リズム(心臓の拍動)になるという。
胎児への音楽刺激と胎児心拍数変動
研究チームは、2024年4月から7月の期間、メキシコの医療機関にて妊娠後期(妊娠28〜40週)の女性100人以上を対象に、胎児への音楽刺激が胎児心拍数変動に対して与える効果について調査した。
妊娠後期の母親は楽な姿勢で座り、腹部にヘッドフォンを装着して胎児にクラシック音楽2曲「白鳥(カミーユ・サン=サーンス)」「Arpa de Oro(アブンディオ・マルティーネス)」をアンダンティーノ(やや速く)とアンダンテ(歩くような速さで)のテンポ、平均音量60dBでそれぞれ5分ずつ聞かせた。
心電図モニターにて胎児の心拍リズムを測定したところ、クラシック音楽による刺激が胎児の自律神経系に影響を与えることが確認された。
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クラシック音楽は胎児心拍数変動の規則性や安定性を高め、心拍変動のゆらぎは軽減し、より規則的で安定した心拍リズムになったという。とりわけ、2回目の音楽刺激は最も顕著な効果があり、特定の音楽が胎児の反応を形成する可能性が示唆された。
(画像はChaosより)
AIP Publishing
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