夜ドラ『バニラな毎日』第14話より(C)NHK 俳優の蓮佛美沙子が主演を務めるNHK夜ドラ『バニラな毎日』(総合、月〜木 後10:45ほか)の第14話が、11日に放送された。以下、ネタバレを含みます。
【場面カット】いったい何が?…真剣な表情で娘・結杏に対する母 原作は賀十つばさ氏の同名小説。こだわりの洋菓子店の経営がうまくいかず、店を閉めることになった白井葵(蓮佛)。そこに現れたクセの強い料理研究家・佐渡谷真奈美(永作博美)から持ちかけられたのは、「お菓子教室」。大阪の小さな洋菓子店の厨房で開かれるお菓子教室にやってくる、さまざまな生徒とのふれ合いを描く。五感を刺激するお菓子の魔法が、孤独な人たちの心の渇きを癒やすスイーツ・ヒューマンドラマとなっている。
こんどのお菓子教室の生徒は、車いすに乗っている高校生の結杏(和合由依)。将来、パティシエを目指しているらしく、かなり難易度の高い「マカロン」を楽しそうに手際よく作っていく結杏に感心する白井たちだった。そこへ結杏の母(中島ひろ子)がやってくる。作業を進めたい白井や佐渡谷、結杏に対し、体調を心配して早めの帰宅を何度も促す母。結杏が母親との関係について悩んでいると考えた白井と佐渡谷は、白井の厨房ではない場所で、お菓子教室のリベンジを誓う。
厨房でマカロンを食べながら、「もっと親子で楽しく作れるお菓子にすればよかったかな。そしたら、きょうは楽しく作れたかな」と話す白井に、佐渡谷も同意。結杏と母がリラックスした環境でお菓子作りができるような案を2人で考える。そして「リベンジ決定ね!」とグッドサインを出す佐渡谷に、白井も控えめながらグッドサインで答えた。
その様子に視聴者も「だんだん気が合い出したな」「永作さんと蓮佛さんがすっかり打ち解けて話してるのおかしすぎる」「白井さんが『親子に一緒に楽しく作れるお菓子』って提案するの、変化したなあ…」と白井の変化をしみじみ感じていた。