脚本家の北川悦吏子氏(63)が12日までにX(旧ツイッター)を更新。「病を、感動の道具に使わないで」と投稿したことをめぐり、あらためて思いをつづった。
北川氏は、8日にXで「病を、感動の道具に使わないで。みんな、とても大変な思いをして生きています。」と投稿して物議をかもし、作家の乙武洋匡氏(48)から「北川さん、それなら『愛していると言ってくれ』や『ビューティフルライフ』は、障害を感動の道具に使った作品なのですか?」と疑問を投げかけられると「違うよ、乙武くん。障害や病気を道具にしていません。それらをテーマにした作品です。そこをどう生きて行くか、という作品です。その違いは、自ら障害を持つ乙武くんにはわかるのでは? というか、ビューティフルライフに賛同してくれてたよね?あの頃の対談でそんな話をした記憶が、、、」と返信していた。
北川氏はその後、自身の元の投稿について「みんな、というのは私のような難病を抱えた人たちのことです。ある創作物、ストーリーを読んでいたら、あまりにご都合に病気を扱っていたので、怒りを覚えてこのような投稿をしました」と理由を説明した。
また、乙武氏からは元の投稿について「すごく危ないというか、誤解を生むんじゃないかなって。『私の作品は、きちんと障害と向き合ったものです。でも、あの人の作品は難病を“感動の道具”に使っています』そう読めてしまう。それはちょっと横暴かな、と。今回、北川さんが悲しい思いをした作品も、力量が低いだけでその作者なりに難病と向き合ったつもりかもしれないし(北川さんから見て、とてもそうは見えなかったのだと思うけど)」と指摘されたが、北川氏は乙武氏に感謝しつつ「プロの目からすれば、力不足でそうなってるか、ハナから病をご都合に使っているか、はわかります(断言)」と説明した。
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