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「車中泊」は、着替えや洗面用具、電子機器、調理器具など、荷物が多くなりがちです。筆者は夫婦で車中泊をしているため、荷物も常に2人分。大きめのバンに乗っているとはいえ、ベッド下や居住空間など収納スペースも限られており、荷物は常に“パンパン”の状態です。
車内をできるだけ広く、快適に使うためには、機能的な収納グッズを取り入れたり、持参するアイテムを厳選したりと、ちょっとした工夫が必要になります。
今回の記事では、車中泊歴7年以上の筆者が「買って良かった!」と実感した車内収納アイテムを3つ紹介します。
この3つのアイテムを取り入れれば、狭い車内でもスペースを有効に活用できるでしょう。気になる人はぜひチェックしてみてください。
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●車中泊用に買って良かった収納グッズ1:セイワ「ロングシートフック」
筆者が長年、車内で荷物掛けとして使い続けているのが、セイワ(SEIWA)の「ロングシートフック」です。長さを調節できる、ロングタイプのシートフックです。座席のヘッドレストに付けるだけと、設置も“超簡単”です。
車専用アイテムは、価格が高めの製品も多い中、このフックは実売価格1000円前後。お手頃なのも、うれしいポイントです。
シートの前面・背面どちらでも使用可能なので、助手席や後部座席など、ヘッドレストがある座席なら場所を問わず取り付けることができます。
耐荷重は、上段荷物フックが約7Kg、下段荷物ベルトが約3kg。筆者は助手席の背面に設置し、ランタンをかけたり、旅先で購入したお土産をかけたりしています。
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この位置にランタンがあると、真っ暗な夜間でも後部のスライドドアを開けてすぐにランタンの電源を入れることができ、とても便利なんです。
サービスエリアや道の駅でお土産購入後も、ドアを開けて買い物袋をかけるだけでOK。現在では、車中泊旅に欠かせない収納アイテムの1つになっています。
●車中泊用に買って良かった収納グッズ2:ゴードンミラー「スタッキングトランクカーゴ」
ふた付きの収納ボックスがあると、車内の荷物の整理に役立ちます。ゴードンミラー(GORDON MILLER)の「スタッキングトランクカーゴ」は、スタッキングしやすい収納ボックスです。
スタッキングタイプの収納ボックスは、車中泊やキャンプなどのアウトドアシーンはもちろん、自宅やガレージなどの整理整頓にも最適です。また耐久性もあるので、長く使い続けることができます。
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カラーは写真のコヨーテベージュの他に、オリーブドラブ・ダークグレー・イエローの4種類展開。さらに容量も、約18L、22L、30L、40L、50L、70Lから選ぶことができます。
筆者は容量50Lを使っています。50Lのサイズは、約60(幅)×35.7(高さ)×39(奥行)cmです。
スタッキングトランクカーゴは、荷物を無駄なく、たっぷり入れることができるだけでなく、2〜4段までスタッキング(積み重ね)収納可能。狭い車内スペースを有効利用できます。
さらに、ふた天面の耐荷重は驚きの約100kg! 収納ボックスとしてはもちろん、車内外でテーブルやスツール(椅子)として使うことも可能です。公式サイトでの販売価格は、3000〜6000円(税込)です。
●車中泊用に買って良かった収納グッズ3:Hopeholic「シートバックポケット」
Hopeholicの「シートバックポケット」は、座席の裏側に設置できる、省スペースタイプの車内収納アイテム。場所を取らない薄めのデザインで、隙間収納としてとても優秀なアイテムです。
多くのシートバックポケットが、ボックスティッシュやペットボトル飲料、スマートフォン、傘を収納しておくことができますが、Hopeholicのシートバックポケットは、折りたたみ式のテーブルも付いています。
車内の細々とした荷物を収納できるだけでなく、テーブルで食事したり、タブレットを置いて動画鑑賞したり、パソコン作業をしたりすることもできます。テーブルは折りたたみ可能なので、邪魔になりません。
表面には防水・防汚性を備えているので、食べ物や飲み物をこぼしても、サッと拭き取るだけでOK! 水分や油分を吸わず、拭き取るだけできれいな状態が保てるので、長く使い続けることができます。
テーブルの耐荷重は約10kg。パソコン作業もできますが、奥行きが少し浅めなので、その点のみ注意が必要です。ブラック・グレー・グリーンの3つのカラーから、車内インテリアに合わせて好みのカラーを選べます。実売価格は3000円前後です。