報道陣に公開された解体予定の処理水貯蔵タンク=13日午前、東京電力福島第1原発(代表撮影) 東京電力は13日、福島第1原発構内にある処理水貯蔵タンクの解体に着手するのを前に、報道陣にタンクを公開した。同日予定していた解体作業は、強風のため延期された。早ければ14日に着手する方針。
公開されたタンクは、高さ約12メートル、容量約700立方メートルで計12基。いずれも処理水の海洋放出に伴い、空になっていた。
東電によると、解体には高所作業車を用い、作業員がガスバーナーで切断し、破片をコンテナに入れて当面の間、構内で保管する。