『おむすび』犬飼貴丈「帰ってこられた」 5年ぶり朝ドラ出演 髪型にもこだわり

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2025年02月17日 13:00  ORICON NEWS

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連続テレビ小説『おむすび』の場面カット(C)NHK
 俳優の橋本環奈が主演を務める、連続テレビ小説『おむすび』(月〜土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月〜金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)に出演中の犬飼貴丈がコメントを寄せた。

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――出演が決まったときの気持ちは?

もともと『おむすび』の1人の視聴者として、ギャルを全面に押し出しているのが斬新だなと感じながら楽しく見ていました。そんな話題の朝ドラにまさか自分が関わるとは思っていませんでしたが、出演のお話をいただいて素直にうれしかったです。朝ドラは『なつぞら』以来約5年ぶりで、帰ってこられた感じもうれしいです。

今回大阪での撮影というのも、純粋にすごく楽しみでした。撮影現場の温かさは東京も大阪も同じですが、大阪は音的ににぎやかですね。こんなにしゃべるんだ、と(笑)。僕は四国出身なので、すごくリラックスして入れました。それから、この作品に出ているからか、おむすびをよく食べるようになっています(笑)。関西と関東のコンビニおむすびの味の違いを楽しみながら、仕事でもプライベートでもおむすびが身近になっています。

――演じる役・杉沢聡について

言語聴覚士は今回初めて聞いた職業で、調べてみると飲み込みや言葉にフォーカスした仕事だとわかりました。病院で働いている方って笑顔で明るくて優しいイメージがあるので、杉沢として少しでも患者さんの不安を取り除いてあげられるような話し方や表情を意識しています。杉沢のプライベートに関してはプロデューサーさんからいただいたメモがあり、「服装の通りロックが好き」「コーヒーを自分でいれて飲む」「言語聴覚士になった理由」など、本編には出てこないバックボーンが細かく書かれているので、役作りの面ですごく助かりました。

僕自身も学生の時にバンドを経験しているのですが、ロック好きの役ははじめてなので、杉沢には親近感やリンクしやすさを感じます。病院勤務だから髪を短く切るのかなと思っていましたが、監督が病院を視察したときに髪が長い言語聴覚士さんもいたそうで、このままになりました。そんな今っぽさにも気づいてもらえたらいいですね。杉沢は髪を結ぶためのヘアゴムを絶対に左手首に付けているんですよ。くくるときもあるんだろうなとか、想像の余地があるキャラクターなので、そんな楽しみ方もしながら見てほしいです。

――NSTメンバーの雰囲気は

なんかもう、あのままの感じで(笑)。みんな配役がぴったりなんです。カメラが回ってないところでもNSTがあのままいるような感じです。初共演の方が多いのですが、初めましてじゃないぐらい溶け込みやすかったですね。結役の橋本環奈さんは現場を引っ張っていってくれる存在。誰に対してもフランクに接する姿が結そのままです。意図してか、意図せずしてか、途中から参加する僕らもスッと入っていける環境作りをしてくれてるんだろうなと感じます。

――視聴者へのメッセージと見どころ

僕自身、管理栄養士さんと密に関わった経験がなく、カロリー計算や献立を組んでくれる人というイメージでしたが、結が一人一人に丁寧に寄り添ってその人のことを思いながら献立を考えているのを知って、すごくすてきな職業だなと感じました。新淀川記念病院に来るいろんな患者さんには、当たり前ですけれど一人一人に「こんな性格でこんな風に生きてきた」という人生があり、その人生のターニングポイントに杉沢や医療現場で働く人たちが関わっているんだなということにも気付かされました。そして、その人の人生がちょっとでもいい方向へ向くように何かしていくのが、杉沢たちの仕事。病気を治すどうこうではなく、最終的には「人」と「人」なんだなと思います。だからこそ結がこれまで培ってきたことが、この病院編で患者さんに影響を与えていきます。人と人がつながって輪になっていくところや、愉快なNSTの仲間たちとの関係をぜひ楽しんでご覧ください。

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