
【写真】宝塚退団後初めての演劇作品挑戦に笑顔を見せる柚香光
本作は、人と人ならざる者が生きる世界を舞台に、鬼をモチーフとした重厚なストーリーと、新感線らしい歌とダンスを交えて繰り広げるエンターテインメント。この日は青木豪(作)、いのうえひでのり(演出)、キャストの早乙女友貴、喜矢武豊、一ノ瀬颯、樋口日奈、粟根まこと、千葉哲也、鈴木拡樹も出席していた。
鬼の紅子を演じる柚香は「初めて男性の方と本読みをさせていただきましたので、何もかもが新鮮で刺激的でした」「すごくワクワク。そして気合が入っております」と笑顔。新感線の印象を問われると「華やか。迫力。そして立ち回りの数々。一度見たら心がぐっと掴まれるような、そんなエネルギーに溢れた舞台だと思っております」と答えた。また、貴族である源蒼を演じる鈴木との夫婦役については「妻です。よろしくお願いします」と照れ笑いを見せた。
鬼に金棒という言葉にちなみ、自分に任せてほしいことを質問されると、鈴木は「美味しいご飯をできるだけ用意します(笑)」と差し入れに力を入れたい模様。これを聞いた柚香は「全く同じことしか浮かんでいなくて。美味しいものを皆様に差し入れさせていただくことはお任せください」と夫婦役らしく息が合っている様子だった。
役にあて書きされていることを踏まえて、役柄と自身で共通する点を問われた柚香は「鬼という存在でありながら、人間に対してこういう思いを抱くっていうことが本当にすごい方だなという風に思いながら本読みをしておりました」と回想。いのうえは「一生懸命生きている感じが。まじめにね。そこは共通点があるんじゃないか」と補足し、柚香は「それでお願いします」と笑顔を見せていた。
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