今季限りで現役を引退したプロフィギュアスケーターの織田信成(37)が13日、大阪府吹田市「109シネマズ大阪エキスポシティ」で行われた映画「BETTER MAN/ベター・マン」(28日公開)のトークイベントに出席した。
18年に日本で公開された「グレイテスト・ショーマン」を手がけたマイケル・グレイシー監督の最新作。英国ポップ界のスター、ロビー・ウイリアムスの波瀾(はらん)万丈人生を壮大なスケールと幻想的かつ斬新なビジュアル、感動的な音楽で描いたミュージカル・エンターテインメント。
織田は華麗なターンを披露しながら登場すると、「ちょっと微妙なターンになってしまった。氷の上だともう少しちゃんとターンしているんですけど、すいません、つたないターンで」と笑顔で頭を下げた。
織田は1月に引退するまでの2年間、主人公ロビーの大ヒット曲「Angels」をフリーの演技で使っていた。
同映画について「めちゃくちゃよくて、最後の10分、15分は、もう涙が止まらなかった」と涙腺が崩壊したことを告白。「もともと泣きやすいところもあるけど」と笑わせ、「それを踏まえても、マジで涙が止まらなかった。ずっと鼻水をすすりながら見てた。最後は温かい気持ちで終わった」と振り返った。
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「Angels」を使っていた理由について「フィギュアスケートらしい雄大で、あまりみんが使ったことのない曲で、しかもロビー・ウイリアムスの世界観が好きだった」と明かした。
劇中では「Angels」が流れるシーンがある。「そのシーンでも泣きました。泣きすぎて、座ってられないから、(スクリーンの)前で踊ったろかなと思った。心をグッとつかまれた」と興奮気味に話した。
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