
【写真】板垣李光人は和服で登場 第48回日本アカデミー賞新人俳優賞の顔ぶれ
恒例となった新人俳優賞を受賞した面々に言葉を送る役所広司。役所は「毎回新人の皆さんにお話しさせていただくと『また同じことを言っている』と思われてしまうかもしれませんが」と笑うと「新人の皆さん、本当におめでとうございます。今日ここに多くの先輩がいらっしゃいますが、若い方々が頑張っている姿を見るのが大好きな人たちばかりです。間違いなく皆さんの味方です。それさえ信じることができれば、思わぬ力が溢れてくると思います」とエールを送る。
赤楚は「本当にこんな素敵な賞をいただけて、とても嬉しく思います」と笑顔を見せると「『六人の嘘つきな大学生』は、ワンシチュエーションの会議室の会話劇というところで、監督、キャストのみんなとどうやったら飽きさせずに面白いものができるのかをずっと話し合って作った作品。モノづくりの現場って本当に面白いなと思える素敵な作品でした。そして『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は、僕が坂本龍馬を演じさせていただいたのですが、やはり坂本龍馬という男は非常にハードルが高かった。そんななか、武内英樹監督が一生懸命、本気で死ぬ気で向き合ってくれたので、何とか演じることができました」と回顧。さらに赤楚は「スタッフ、キャストの皆さんに本当に感謝したいと思います」と喜びを口にしていた。
板垣は「今回、このような大変光栄な賞をいただけたのは、『八犬伝』『はたらく細胞』『陰陽師0』という素晴らしい作品との出会い、今まで携わらせていただいた作品の数々、そして何よりも身近で支えてくださっている方々のおかげです」と感謝を伝えると「本当に自分はすごく幸運なご縁に恵まれているんだなということを痛感しております」としみじみ。
さらに会場を見渡した板垣は「この素晴らしい景色と、先ほどいただいた役所さんの言葉を胸に、またこの場所に戻ってこられるように、一層精進してまいりたいと思います。そして時に自分を見失ってさまよってしまうもう一人の自分に『あなたの居場所はここでいいんだよ』と伝えて行きたいと思います」と語っていた。
|
|
・齋藤飛鳥(「【推しの子】-The Final Act-」)
・渋谷凪咲(「あのコはだぁれ?」)
・山田杏奈(「ゴールデンカムイ」「正体」)
・赤楚衛二(「六人の嘘つきな大学生」「もしも徳川家康が総理大臣になったら」)
・板垣李光人(「八犬伝」「はたらく細胞」「陰陽師0」)
・越山敬達(「ぼくのお日さま」)
・齋藤潤(「カラオケ行こ!」)
・森本慎太郎(「正体」)