「車中泊におすすめの車」3選 車中泊歴7年のユーザーが選んだ、日常使いもしやすい車種

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2025年03月15日 10:00  Fav-Log by ITmedia

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ホンダ フリード クロスター

 車を購入する際、日常使いだけではなく、“車中泊もできる車種”を条件に選ぶ人が増えてきたように思います。実際、車中泊も可能な「シートを倒すとフルフラットになる車種」は人気が高く、購入時の条件に挙げる人も多い印象です。

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 では、日常的に使用しつつ、休日にはちょっと遠出をして車中泊旅を楽しみたい場合は、どんな車種を選べばよいでしょうか。

 今回の記事では、車中泊歴7年以上の筆者が、シートを倒してフルフラットになる車の中から、「車中泊におすすめで、日常使いもしやすい車種」を、2025年版として選びました。

●車中泊におすすめの車1:スズキ ハスラー

 軽自動車の中で車中泊におすすめなのが、スズキの「ハスラー」です。ハスラーはクロスオーバーSUV軽自動車で、SUVらしく燃費性・走破性が良く、快適な乗り心地が特徴です。車中泊やキャンプなどのアウトドアだけでなく、街乗りなど日常使いにも最適です。

 ハスラーはシートアレンジが豊富な点も魅力の1つ。1人での車中泊なら、運転席はそのままに、助手席と後部座席だけを倒しておけば、車中泊スポットに到着後すぐに寝ることが可能です。

 また、長さのあるサーフボードやスキー板などを積み込むこともできます。

 もちろん、全部のシートを倒してフルフラットにすれば、大人2人での車中泊も可能。1〜2人での車中泊と日常使いに、おすすめの1台です。

●車中泊におすすめの車2:ホンダ フリード クロスター

 次に紹介するのは、ミニバンのホンダ「フリード クロスター」。5人乗りと6人乗りから選択可能で、5人乗りの場合は2列目をベンチシートにした2列シート、6人乗りの場合は2列目をセパレートシートにした3列シートとなっています。

 5人乗りの場合は、3列目シートがなく広いラゲッジスペースになっているため、2列目シートを倒すだけであっという間にフラットな状態に。運転席と助手席を前に出せば、後方スペースをさらに広げることもできます。

 車内は大人2人が横になっても窮屈さを感じない広さがあり、大人2名と乳幼児1名までなら車中泊に対応できそうです。

 ラゲッジスペースは下部分が収納になっているので、就寝時も荷物の置き場所に悩む心配はありません。

 また、このラゲッジスペースは普段の買い物時も大活躍。大量の食料を買い出ししても、ラゲッジスペースにしっかりと収まります。週に1回、月に1回など、まとめ買いが多い人にも最適な車種です。

●車中泊におすすめの車3:三菱 デリカD:5(ディーファイブ)

 最後に紹介するのは、三菱から販売されている、3列シートのSUVミニバン「デリカD:5(ディーファイブ)」です。乗り心地が良く、クッション性のあるシートの座り心地も快適そのもの。大きめの車両ながら運転しやすいので、日常使いにもぴったりです。

 「デリカD:5」はミニバンの中でも車内空間が非常に広く、スペースに余裕をもって車中泊をしたい人に特におすすめです。

 Mグレードを除いた全ての車両に、AC電源を備えているのも特徴の1つ。扇風機や電気毛布、ノートパソコンなどを使用する際に役立ちます。

 車両の2〜3列目のシートを倒すことで、ほぼフラットに近い状態にすることが可能。ただし、シートを倒しても多少座面がでこぼこしているため、でこぼこを解消するためには、厚みのある「車中泊用マット」などを用意するのがおすすめです。

 マットで高さを調整すれば、車両後方をフラットな状態にすることができるので、快適に眠ることができます。

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