市川團子、祖父も受賞した『浅草芸能大賞』に喜び 決意新たに「精進をしていきたい」
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2025年03月15日 18:27 ORICON NEWS

『第41回浅草芸能大賞受賞者(令和6年度)』新人賞を受賞した市川團子 (C)ORICON NewS inc. 歌舞伎俳優の市川團子が『第41回浅草芸能大賞(令和6年度)』の新人賞を受賞し、15日に東京・浅草公会堂で行われた授賞式に参加した。
【写真】背筋が伸びたスラッとした佇まいの市川團子 授賞式のスピーチで團子は「『浅草芸能大賞』は、歌舞伎の諸先輩、また私の祖父、2代目市川猿翁も平成14年に受賞いたしております。本日、このような素晴らしい賞を受賞させていただきますこと、私にとって本当にありがたく、大変光栄です」と話した。「昨年は、スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』をはじめ、さまざまな演目に挑戦させていただきました。本日、このような賞を受賞させていただけますのも、スタッフの皆様、関係者の皆様、そして日ごろより支えてくださる、助けてくださる周りの大切な方々、そして何よりいつも舞台を応援してくださるお客様のおかげです。心より感謝申し上げます」と感謝すると「この受賞を機にさらに気を引き締めまして、いただいた作品、そしてお役を一つひとつ務めて精進をしていきたいと思っております。何卒ご指導ご鞭のほどをどうぞよろしくお願いいたします」と結んでいた。
同賞は、大衆芸能の奨励と振興を図ることを目的として、公益財団法人台東区芸術文化財団が昭和59年4月に創設したもので、一般公募の区民審査員からの推薦をもとに、芸能関係に精通している専門家で構成する選考専門審査委員会の慎重な審議を経て、選出している。
■市川團子
2004年1月16日生まれ、東京都出身。市川中車の長男。12年に新橋演舞場「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」のワカタケルで五代目市川團子を名乗り初舞台。13年に国立劇場10月歌舞伎公演「春興鏡獅子」胡蝶にて、国立劇場賞特別賞受賞。その後も「連獅子」子獅子の精、「三社祭」善玉、「新・三国志 関羽編」関平など数々の作品に出演し着実な進化を遂げている。24年には新橋演舞場「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」のヤマトタケル役を演じ大きな話題を呼んだ。
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