【バレー】サントリーが東京ＧＢに完勝「全部良かった」デアルマスが強烈サーブで流れ引き寄せる

＜大同生命SVリーグ男子：サントリー3－0東京GB＞第19節◇第1日◇15日◇東京体育館◇7001人

リーグ3位のサントリーサンバーズ大阪が、地力の差を示した。

敵地で同4位の東京グレートベアーズと対戦。25－16、27－25、25－20のストレートで快勝し、満員御礼7001人のバレーボールファンが詰め掛けた会場を盛り上げた。

昨年2月に日本国籍を取得したキューバ出身アタッカーのアライン・デアルマス（24）が爆発した。第1セット（S）の4－3から強烈なサーブを連発。サービスエースを含む5連続ブレークに成功し、一気に流れをつかんだ。終盤にはブロックも決めてセットカウント先取を引き寄せると、第2Sも要所で鋭いスパイクをさく裂し、連取に貢献。第3Sも中盤にエースを決めると、マッチポイントでもスパイクを決め、チームを圧勝に導いた。

大砲のドミトリー・ムセルスキー、高橋藍に次ぐチーム3位の12得点。守備でも難しい球を上げるなど手の付けられない活躍に、「サーブとスパイク。みんな調子が良かった。全部が良かった」と白い歯を見せた。

宮崎・都城東高出身のデアルマスはパリ五輪イヤーの昨年、日本代表登録メンバーに初選出されながらも、国際バレーボール連盟（FIVB）の規定により代表として出場できないことが発覚。登録を外れる不運に見舞われていた。サントリーのオリビエ・キャット監督が「いろいろな組み合わせができる」と世界ランキング1位ポーランド代表の主軸アレクサンデル・シリフカと併用する有望株。28年ロサンゼルス五輪を視野に入れながら、持ち味のパワフルなプレーに磨きをかけていく。

16日も同会場で東京GBと対戦する。

【バレー】サントリーが東京ＧＢに完勝「全部良かった」デアルマスが強烈サーブで流れ引き寄せる

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