映画『顔だけじゃ好きになりません』 大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した宮世琉弥(C)2025『顔だけじゃ好きになりません』製作委員会 俳優の宮世琉弥と耶雲哉治監督が15日、大阪で行われた映画『顔だけじゃ好きになりません』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。
【写真】とってもキュート!耶雲哉治監督とハートを作る宮世琉弥 原作は、2020年から「花とゆめ」(白泉社)で連載中の安斎かりん氏による同名漫画。顔が良すぎる最強青髪イケメン・宇郷奏人(宮世)先輩と、その“中の人”(SNS運営)になるド面食いヒロインのラブコメディー。ヒロイン・才南は久間田琳加が演じる。
「青髪ビジュの奏人先輩にドキドキしっぱなし!」「好きなものを好きって言えるってかっこいい!」といった映画の反響について、宮世は「うれしいですよね、素直に。僕も、こんなモテる学生生活が良かったです」とぽつり。「実際、モテなかったんですか?」と問われると、「いや、まあまあまあ…ある程度はモテましたけど」と少し照れながら答えた。
「推し活の楽しさや、好きな人に好きと伝える楽しさなど、ポジティブなパワーをもらえる作品で、2時間ずっとパワーをもらえて幸せでした」という声に対し、耶雲監督は「今回、原作を読んで、才南ちゃんのパワーの源が“人を応援する”っていうことで、そうすることで自分の中にもまたパワーが湧いてくると思ったので、しゃべり続けるキャラクターにしました」とコメント。そして、会場にいる宮世のファンを見ながら「推しを応援するパワーが、それこそ宮世くんに届いて、パワーになっていますよね。推し活っていいことだらけだと思います」と語った。
宮世も「僕もイベントに行ったとき、歓声を浴びることで元気をもらってるんです。そのときの“キャー”って歓声をもらっている動画も見返したりして。皆さんの声援や応援が元気の源になっています」と明かした。
イベントでは、映画の主題歌「Almond Chocolate」の歌詞にちなみ「私だけが知っている、「#映画顔好き」の○○だけじゃない魅力」をPRするため、映画公式SNSにて事前に募集された質問に宮世と監督が答えるコーナーも実施。「奏人先輩のバックハグや、心の声を漏らす多くの沼シーンでこだわったキュンポイントは?」という質問に対し、宮世は「ほかの女の子に見せない、才南だけへの笑顔などの表情がポイントです」と明かした。
耶雲監督も「才南にだけ向ける笑顔の部分は、とても良かったよね。ギャップを大事にしていて、才南にだけ見せる笑顔や、弱い表情、拗ねてる感じとかキュンとしたし、才南の言葉に奏人が揺れる顔とか、細かい表情が僕的にはキュンとしました」と語った。
最後に、宮世は「この映画は、好きということを全力で伝えることは、かっこいいことなんだと教えてくれる作品です。前半はラブコメで、後半には才南や奏人の心がだんだんと開いていき、ヒューマンドラマになっていく。2種類の味が楽しめると思います。『観たりないよ!』という方は、ぜひもう一度映画館で見てほしいです」とアピール。「素敵だなと思っていただけた方は、周りにおすすめしていただけたらうれしいです。ありがとうございました!」と締めくくり、会場が温かい拍手に包まれる中、幕を閉じた。