レッドソックス・吉田正尚がマルチ安打　3戦連続安打でオープン戦打率.320に上昇

◆ 定位置確保へアピール続く



　ボストン・レッドソックスの吉田正尚外野手（31）が現地時間16日に行われたツインズとのオープン戦に「3番・指名打者」で先発出場。3試合連続安打をマークした。



　吉田はツインズのエース右腕ロペスと3打席対戦。初回の第1打席は、カウント3-1から甘く入ったシンカーを振り抜き、中堅フェンス直撃のシングルヒット。一死一、三塁とチャンスを作り、4番トレバー・ストーリーの先制適時打など2得点を演出した。



　3回表の第2打席では空振り三振を喫するも、5回表の第3打席ではチェンジアップを捉え、投手強襲の内野安打を放った。直後に代走が送られてベンチに退き、この試合3打数2安打、1三振という内容。オープン戦8試合に出場し、打率.320、OPS.680としている。



　レッドソックスはこの試合、開幕投手に指名されている新加入左腕ギャレット・クロシェットが5回途中7奪三振、1失点と好投を見せ、6対5でツインズに勝利。オープン戦成績を12勝8敗とし、フロリダで行われているグレープフルーツ・リーグの2位に位置している。