元「ナンバーガール」ドラマー、ジストニア悪化で活動中止を発表「たくさん練習をしてそれでも駄目だった」

　4人組バンド、NUMBER GIRL（ナンバーガール）のメンバーだったドラマーのアヒト・イナザワ（51）が17日までに自身のXを更新。「ジストニア悪化の為 すべてのドラム活動を中止致します」と発表した。

【写真】「残念な気持ちで一杯です」アヒト・イナザワの発表（全文）

　続けて「苦渋の決断ですが、残念ながらこれが現実でございます」とコメント。「これまで応援してくれた方々 大変申し訳ありません。どうにか再開できる様に色々と試してみるつもりです」とし、「今までありがとうございました」と感謝をつづった。

　インスタグラムでは、ドラムの写真とともに「たくさん練習をしてそれでも駄目だった」とコメント。「非常に残念ですが、ジストニア等原因でもうドラムを叩くのが困難になり ドラムス、アヒトイナザワはドラム活動を全て中止となりました」と報告。

　「いつの日かまたドラマーとして活動していける様に模索してまいります」「今まで応援してくださいましてありがとうございました。非常に残念な気持ちで一杯です」とつづった。

　NUMBER GIRL（ナンバーガール）は、向井秀徳（Vo）、田渕ひさ（G）、中尾憲太郎（B）、アヒト・イナザワ（Dr）による4人組バンド。1995年に結成、1999年5月に「透明少女」でメジャーデビュー。02年11月に解散した。

　その後2019年、オリジナルメンバーでの再結成をオフィシャルサイトにて発表。2022年8月、ライブ活動におけるひとつの目的であった「RISING SUN ROCK FESTIVAL」に出演し、ステージ上で再度解散を発表。同年12月、ぴあアリーナでの公演「NUMBER GIRL 無常の日」をもって再度解散した。