季節が一進一退 21日から気温上昇 東京の桜の開花は間近か 花粉は大量飛散

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2025年03月17日 16:09  日本気象協会

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日本気象協会

季節が一進一退 21日から気温上昇 東京の桜の開花は間近か 花粉は大量飛散

この先も季節は一進一退。20日(木・春分の日)まで寒さが続きますが、21日(金)から一気に暖かくなりそうです。東京の桜の開花は間近で、予想は22日(土)。花粉が大量に飛ぶため、対策は万全に。



●明日18日(火)〜19日(水) 大気の状態が不安定 寒さ続く


明日18日(火)〜19日(水)は、上空に寒気を伴った低気圧が次々に本州付近を通過する見込みです。九州から関東を中心に大気の状態が不安定になるでしょう。

明日18日(火)〜明後日19日(水)は変わりやすい天気で、あちらこちらでにわか雨や雷雨がありそうです。局地的には雷を伴って、ザッと雨の降り方が強まる所もありそうです。落雷や竜巻などの激しい突風、ヒョウにご注意ください。

さらに西から寒気が流れ込むため、明日18日(火)夕方から19日(水)午前にかけては九州や中国、四国では平地でも雪が降り、積もる所があるでしょう。九州北部では山地を中心に大雪になるおそれがあるため、交通障害に注意、警戒してください。

最高気温は、この時期としては低く、西日本を中心に真冬並みの所があるでしょう。東京都心では、今日17日(月)は最高気温が16.2℃(昨日より大幅にアップ)まで上がり、4月下旬並みになりました。明日は10℃を少し超えるくらいで、また冬の寒さに戻りそうです。
3月も半ばを過ぎましたが、まだ万全な防寒が必要です。


●20日(木・春分の日)以降 安定した晴天 花粉が大量飛散


20日(木・春分の日)から高気圧に覆われて、安定した晴天になるでしょう。雨上がりのため、花粉が大量に飛びそうです。お出かけを予定されている方は、マスクやメガネなど万全の対策が必要です。

21日(金)以降も広い範囲で晴れて、最高気温は関東から九州で20℃を超える所が多いでしょう。初夏のような陽気なる所もあり、連日のように花粉が大量に飛びそうです。特に、東京や大阪では一番上のランクの「極めて多い」日が続くでしょう。

ヒノキの花粉が飛び始めている地域があります。3月下旬には九州から関東でヒノキ花粉の飛散ピークになる予想です。花粉シーズンは4月にかけても続くため、しっかりと対策を行いましょう。


●東京の桜は開花間近か


今週も寒の戻りがありつつも、桜のつぼみは順調に膨らんでいます。21日(金)から一気に暖かくなるため、桜のつぼみもさらに膨らみ、東京の桜(ソメイヨシノ)は開花間近になりそうです。

先週12日(水)に発表された日本気象協会の「桜開花予想」によりますと、東京は22日(土)に開花する見込みです。また、宮崎でも22日(土)の開花予想になっています。
23日(日)は鹿児島や高知で、24日(月)以降は福岡、名古屋、広島や大阪などでも続々と開花し、来週にかけて開花ラッシュになるでしょう。



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