核禁会議不参加、外相が陳謝＝「期待に沿えず」

　岩屋毅外相は１８日の参院予算委員会で、核兵器禁止条約第３回締約国会議へのオブザーバー参加見送りに対して被爆者らから批判や落胆の声が上がっていることに関し、「期待に沿えず、大変申し訳なく思う」と陳謝した。

　岩屋氏は不参加について「核軍縮進展のため何が真に効果的か熟慮した」と説明。米国やロシアなど核兵器国も参加する核拡散防止条約（ＮＰＴ）体制下で取り組みを進めるべきだと主張し、理解を求めた。立憲民主党会派の三上絵里氏の質問に答えた。