スマートフォンを充電するモバイルバッテリー スマホやタブレットの充電切れは、外出時に誰もが経験するトラブルのひとつ。特に旅行やビジネスシーンでは、モバイルバッテリーがあると安心できる。とはいえ、容量や充電速度、ポートの数など、さまざまなモデルがあるため「どれを選べばいいのかわからない」という人も多いだろう。そこで今回は、信頼性の高いAnkerのモバイルバッテリーを中心に、おすすめの商品を4つ厳選して紹介する。それぞれの特徴や適した用途も解説するので、自分にぴったりの一台を見つけてほしい。
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1. バッテリー容量(mAh)
モバイルバッテリーの容量は、使用目的に応じて選ぶことが大切。5000mAh前後なら軽量で持ち運びしやすく、スマホを1回程度充電できる。10000mAhあれば2〜3回充電できるので、日常使いに最適。20000mAh以上ならノートPCの充電も可能で、長時間の外出や災害時の備えとしても安心。
2. 出力(W)と急速充電対応
充電速度を重視するなら、出力ワット数を確認する。一般的なスマホは18W以上、タブレットは30W以上、ノートPCなら60W以上が理想。また、USB Power Delivery(PD)やAnker独自のPowerIQに対応しているモデルなら、より効率的に充電できる。
3. ポート数と種類
スマホやタブレット、PCなど複数の機器を充電したいなら、USB-CとUSB-Aの両方を搭載しているモデルを選ぶと便利。ポートが2つ以上あると、同時に複数のデバイスを充電できるため、出張や旅行時にも役立つ。
4. サイズと重量
持ち運ぶ頻度が高い場合は、コンパクトなモデルを選ぶことが重要。小型のモバイルバッテリーは軽量でポケットにも入るが、大容量モデルはどうしても重量が増える。毎日持ち歩くなら10000mAh以下、長期の旅行や災害対策なら20000mAh以上でも許容範囲かを考えるとよい。
■定番のバランスモデルAnker Power Bank
Ankerのベストセラー商品で、コンパクトさと大容量を兼ね備えたモデル。10000mAhの容量で、スマートフォンを約2〜3回充電可能。さらに、22.5Wの急速充電に対応し、短時間で充電できるのが魅力。
こんな人におすすめ
● 持ち運びしやすい軽量モデルが欲しい人
● スマホやタブレットを手軽に充電したい人
● 価格と性能のバランスを重視する人
■超コンパクトでケーブル不要Anker Nano Power Bank
折りたたみ式USB-C端子を搭載し、ケーブル不要で充電できる画期的なモデル。コンパクトながら5000mAhの容量があり、スマホを約1回フル充電可能。ポケットにも収まるサイズ感で、ちょっとしたお出かけに最適。
こんな人におすすめ
● カバンを軽くしたい人
● ケーブルを持ち歩きたくない人
● 短時間の外出でサッと充電したい人
■iPhoneユーザーに最適なワイヤレス充電モデル Anker MagGo Power Bank
MagSafe対応のワイヤレス充電機能を搭載したモバイルバッテリー。iPhone 12以降のシリーズとマグネットでピタッと吸着し、ケーブル不要で充電が可能。さらに10000mAhの大容量で、USB-Cポートも備えているため、有線での充電もできる。
こんな人におすすめ
● iPhoneユーザーでMagSafeを活用したい人
● ワイヤレス充電の手軽さを求める人
● 外出時にスマホをケーブルレスで充電したい人
■充電器+バッテリーのハイブリッドモデル Anker Power Bank
モバイルバッテリーと急速充電器が一体になった「Fusion」シリーズ。30Wの高出力に対応し、スマホやタブレットだけでなく、MacBook Airの充電も可能。プラグをコンセントに差し込めば、本体の充電もできるため、荷物を減らしたい人にぴったり。
こんな人におすすめ
● 充電器とモバイルバッテリーを一つにまとめたい人
● タブレットやノートPCの充電もしたい人
● 出張や旅行で荷物をコンパクトにしたい人
生活に欠かせない存在となっているデジタル端末。モバイルバッテリーは快適なデジタルライフを送るために、不可欠な存在となっている。製品の特長をつかみ、自分に合ったモバイルバッテリーを選んでみよう。
監修者/ORICON NEWS編集部
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