野菜の無人販売所で掲示された“価格表”の写真がX(Twitter)に投稿されました。ポストは記事執筆時点で643万件表示を突破、6万件を超える“いいね”を集めています。
●販売所の掲示物
投稿者は、旅人さん。自身の畑で穫れた野菜やフルーツを無人販売所で売っています。
そんな旅人さんはブロッコリーの販売所に“累進価格制度”を導入。これは客側の所得に応じて値段が変動する仕組みです。
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●決めるのは客
ポイントは、ブロッコリーのために支払う代金を客側が決めること。価格表には、「貧乏な方」「お金持ちの方」「不労所得で暮らしている方」「温泉・油田をお持ちの方」と、なかなかにストレートな表現で区分が記されています。
かごに詰め込まれたブロッコリーの最低価格は、1かごにつき100円。客が「お金持ちの方」だった場合は200円払うことになります。
しかし、この制度を導入した結果、「200円」を入れる人が意外に多かったとのこと。選択肢が3つ以上ある場合、極端なものを回避しようとする思考が働くそうで、今回の場合は1番高い500円と安い100円の間をとって、200円を選んだ人が多いのかもしれませんね。
●「めちゃくちゃ面白い」「結構計算された書き方」の声
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旅人さんの設けた制度には、「めちゃくちゃ面白いと思う」「トンチ効いてるなー」「100円と200円だけなら200円いれる人は少ないけど、より高価格の300円と500円があるためですね」「『生活が苦しい方』だとほとんどが100円で済ませようとすると思います。結構計算された書き方」「日本人に伝わりやすく『チップ』を導入しててうまいと思う」との感想が寄せられました。
また、かごいっぱいに入ったブロッコリーを買えることに対して、「え? 1かご? 1個じゃ無いの? 安すぎ…」「これを100円で持っていくのは罰当たりそうで200円入れるな」「手間も時間もかかっているのにこの量で100円は申し訳ない」「200円以上の価値があるブロッコリーに見えます」などの声も上がっています。
画像提供:旅人さん
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