
兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などを調査していた第三者委員会はきのう、報告書を提出し、あわせて10の行為が「パワハラにあたる」などと認定しました。
斎藤知事が文書で告発を受けたパワハラなどの疑惑や、告発文書を作成した元県民局長を特定し懲戒処分を下した県の対応について、調査を進めてきた県の第三者委員会はきのう、報告書を提出しました。
委員会は、知事が出張先で職員を叱責したことや夜間・休日にチャットで業務を指示したことなど、あわせて10の行為を「パワハラにあたる」などと認定。知事が指示した告発者さがしについては「違法」と結論づけました。
元裁判官の弁護士らが示した報告書について、受け止めを問われた知事は…
兵庫県 斎藤元彦 知事
「(告発文書は)これまで述べさせていただいたとおり、ひぼう中傷性の高い文書だったと(認識)」
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報告書の内容は「重く受け止める」とした一方、処分の撤回などについて現時点で考えに変わりはないとしました。