ドラマ『六月のタイムマシン』の主演を務めるICEx・志賀李玖 8人組ダンスボーカルユニット・ICEx(アイス)の志賀李玖が、BS12トゥエルビドラマ『六月のライムマシン』(5月4日スタート、毎週日曜 後9:30)で初主演を務めることが20日、発表された。同グループ所属の八神遼介がドラマ初出演となるほか、小浜桃奈、佐藤京、矢嶋由菜、松本大輝が共演する。
【写真】八神遼介も共演!『六月のタイムマシン』出演キャスト陣
原作は、推理型体験ゲーム「マーダーミステリー」の人気作『八月のタイムマシン』(秋口ぎぐる・森川秀樹/グループSNE)。マーダーミステリーとは、参加者が登場人物となり話し合いながら、事件の解決を目指す「人狼」と「即興劇」が融合したような多人数参加型の推理ゲーム。「リアル脱出ゲーム」「人狼ゲーム」に続く、国民的ゲームとして注目を集めている。今作ではスマッシュヒットした原作ゲーム『八月のタイムマシン』から設定やキャラクターを大胆に変更。プレイ経験があってもなくても楽しめる新たな謎解きドラマ『六月のタイムマシン』として生まれ変わった。
物語の舞台は90年代の田舎町。主人公・柏木蒼(志賀)のもとに兄・琉青(松本)から「今夜、直墨が殺される」という衝撃の電話がかかってくる。待ち合わせ場所の喫茶店には、琉青から呼び出された4人の幼なじみも顔をそろえていた。琉青がタイムマシンを起動したことにより、直墨殺害事件が起きる当日の朝に6人はタイムリープした。1日を繰り返し、仲間である直墨の死を回避し、事件の真相を解明しようと奔走する。しかし、タイムリープを重ねるうちにさらなる謎が渦を巻いていく。仲間を信じるべきか、6人の中に犯人がいるのか。事件は、予想外の展開を迎える。
素朴でまっすぐ、みんなから愛される主人公・蒼を演じる志賀は、ドラマ『スノードロップの初恋』で自身初となる連続ドラマへ出演し、『Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER』で単独ランウェイを果たすなど各方面で活躍の幅を広げ、ICExのメンバーとしても活動する期待のニューホープ。
志賀は「出演が決まった時、主演というお話も同時に聞いたので本当に驚きました。主演を務めることはもちろんひとつの夢であり、こんなにも早くかなうとは思っていなかったのでとてもうれしかったです」と喜びのコメント。「この作品に出会えたことはきっと運命で、これから先もつながっていくと思うので、全力で向き合い、さまざまなことに挑戦していこうと思います!たくさんの方に愛される作品にできるよう頑張ります」と初主演作に向け意気込みを語った。
志賀の脇を固める4人の幼なじみ役にも注目の若手俳優が集結した。蒼の同級生で、生徒会長を務める秀才・富永一茶役は、雑誌『nicola』でメンズモデルとしても活躍し、今作がドラマ初出演となるICEx・八神が演じる。志賀&八神の息の合ったコンビネーションも見逃せない。蒼たちの同級生で町長の娘である五十嵐桃花役は『今日好きになりました。冬休み編』で注目を集め、タレントとして活躍中の小浜桃奈、直墨の元恋人で、上京して週刊誌の記者として働く小林みどり役は海外映画祭に選出された映画『STRANGERS』ほか多くのドラマや映画に出演中の佐藤京、蒼が好意を寄せる幼なじみのマドンナ・乾茜役は、男女混合9人組グループ・ONE LOVE ONE HEARTのメンバーで連続ドラマ初出演となる矢嶋由菜が演じる。
お調子者ながらしっかりと仲間を引っ張っていく蒼の兄・琉青を演じる松本は『第 31 回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でグランプリに輝き、その後『ウルトラマンデッカー』で主演のアスミカナタ役に大抜てきされた。以後、ドラマ『ザ・トラベルナース』『ふったらどしゃぶり』『ジョフウ〜女性に××××って必要ですか?〜」や、映画『遺書、公開。』など話題作への出演が続いている。
脚本・監督を担うのは「人狼ゲーム」シリーズすべての原作・脚本を担い、国民的ゲームとして人気を爆発させた仕掛け人・川上亮氏。川上氏は「長らく映画『人狼ゲーム』シリーズの原作・脚本を担当してきた者として、『人狼ゲームの次のエンタメ』とも言われるマーダーミステリーの映像化に関われること、とてもうれしく思います。マーダーミステリーはプレイヤーが探偵役となり、自分たちの中に潜む犯人を見つける推理ゲーム。本来は複雑な群像劇である物語構造を、いかに実写ドラマという一本道のフォーマットに落としこむか。そこに、これまで培ったノウハウのすべてを注ぎこみたいと思います」と期待を高めた。
さらに、原作のノベライズ版『SNEマダミスノベルズ 八月のタイムマシン』がドラマ放送に先だって、4月3日に発売決定。ゲーム、小説、そしてドラマとメディアミックス展開がされていく。
【コメント全文】
■志賀李玖(柏木蒼役)
『六月のタイムマシン』への出演が決まった時、主演というお話も同時に聞いたので本当に驚きました。主演を務めることはもちろんひとつの夢であり、こんなにも早くかなうとは思っていなかったのでとてもうれしかったですが、それと同時に俳優としての経験はまだ浅く分からないことだらけだったので不安もありました。
この作品に出会えたことはきっと運命で、これから先もつながっていくと思うので、全力で向き合い、さまざまなことに挑戦していこうと思います!たくさんの方に愛される作品にできるよう頑張ります。よろしくお願いいたします!
■八神遼介(富永一茶役)
富永一茶を演じさせていただきます、八神遼介です。まずはじめにドラマ出演のお話をいただけた時はとてもうれしかったです。驚きを隠せずふわふわとしていましたが「富永一茶」という役名をいただいてからやっと、身が引き締まったように感じ、「富永一茶」を全うしなければという責任感も同時に感じました。
今回の作品が僕にとってドラマ初出演になるのですが、タイムリープをテーマにした青春SFミステリーということで、自分も物語の彼らのようにたくさん悩みながら他のキャストの皆さんと良い作品を作れるように努力していきたいと思います!放送を楽しみにしていてください!
■小浜桃奈(五十嵐桃花役)
五十嵐桃花役の小浜桃奈です。この作品の出演が決まった時は全く実感がわかず、なんだかとても幸せな夢を見ているような気分でした。 最近毎日台本を読んでいるのですが、桃花の魅力をどうしたら見てくださる方に伝えられるかをずっと考えているので、これから始まる撮影で桃花をどのように表現することができるのか、緊張も少しありますが楽しみな気持ちでいっぱいです。
私たちはタイムマシンを使って大切な人を救うことができるのか、最後の最後まで何が起こるかわからない新感覚ミステリー、ぜひ皆様放送を楽しみにしていてください。
■佐藤京(小林みどり役)
今回のお話をいただいた時、連続ドラマが決まった感謝と喜びで飛び跳ねたい気持ちと、ひとつの作品に長く関わることが初めての挑戦となる緊張感を同時にかみしめました。私が演じるみどりは、正義感をもち、自分自身強くありたいと願える気高い心を宿しながらも、人としての脆さが垣間見える不器用なひとです。関係性や時間軸が複雑に交錯するこの物語の中で、みどりに真摯に向き合いながら、共演者の皆さんと生まれるものを作品へ還元していきたいと思っています。多くの人の目に留まることを祈ってます。
■矢嶋由菜(乾茜役)
初めまして。乾茜役の矢嶋由菜です。今回、出演させていただくことができてとてもうれしいです。連絡をいただいた時はとってもうれしくて、思わず笑みがあふれてしまいました!茜ちゃんは物静かで少し不器用ですが、優しくて大切な人を大事にするとても愛らしい女の子です。そんな魅力的な茜ちゃんを、最後まで演じきれるように一生懸命頑張ります…!不安なこともたくさんありますが、このすてきな作品を少しでも多くの方にお届けできるよう精いっぱい頑張ります。みなさんお楽しみに!
■松本大輝(柏木琉青役)
もともとSFやミステリー作品にすごく興味があり憧れていたジャンルだったので、今回この作品に出演できるということがうれ嬉しかったです。
長ぜりふもたくさんあって自分自身俳優として挑戦できる作品だなと思い、撮影前からとても楽しみです!
■川上亮氏(監督・脚本)
長らく映画『人狼ゲーム』シリーズの原作・脚本を担当してきた者として、「人狼ゲームの次のエンタメ」とも言われるマーダーミステリーの映像化に関われること、とてもうれしく思います。マーダーミステリーはプレイヤーひとりひとりが探偵役となり、自分たちの中に潜む犯人を見つける推理ゲーム。その、本来は複雑な群像劇である物語構造を、いかに実写ドラマという一本道のフォーマットに落としこむか。そこに、これまで培ったノウハウのすべてを注ぎこみたいと思います。ご期待ください。