「剛さんと目黒さんに直接交流があるとは聞いたことがなく、ましてや長電話なんて……」
アイドル誌ライターが驚きを隠さなかったのが、KinKi Kids・堂本剛(45)のラジオでの発言だった。
「非常に真面目な子で、もう誠実。“まっすぐくん”でした。声もかっこよかったです」
3月1日に放送された『堂本剛とFashion&Music Book』(BAYFM)で“ベタ褒め”していた相手こそ、Snow Man・目黒蓮(28)。およそ1時間半、目黒と話していたという。
「目黒さんは今春からSnow Man初となるスタジアム公演を控えています。まだ発表前の仕事も多数あり、多忙だといいます。そんななかで長電話の相手が大先輩の剛さんだったというのが意外でした」(前出のライター)
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実は目黒は’23年3月、『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)にゲスト出演した際、学生時代からキンキのファンだったと明かし、こう語っていた。
「高校のとき、SixTONESのジェシーくんとよく2人でカラオケに行ってKinKi Kidsさんの曲を歌って。『変わったかたちの石』(’17年)を毎回歌ってました」
目黒と剛をつないだのはSixTONES・ジェシー(28)だったようだ。
「目黒さんは“友達が少ない”とよく話していますが、ジェシーさんとは昔から仲がいいです。入所はジェシーさんが先ですが、同い年。“昔からかわいがってくれた唯一の先輩”とテレビなどで話しています」(音楽関係者)
そのジェシーは“尊敬する先輩”として剛の名前を挙げている。
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「SixTONESがデビューできず悩んでいたころに、剛さんから『好きなようにすれば誰かしらが見ているし、よさに気づく人もいるよ』と言われ、それがいまも彼の支えになっているといいます。リスペクトする先輩にお願いすることが通例の楽屋暖簾を剛さんに作ってもらったり、ソロ曲を楽曲提供してもらっていますね」(前出・音楽関係者)
剛は冒頭のラジオ番組で、目黒との長電話について、
「“ジェシーが相当ヤキモチやくんじゃないかな”っていうオチで、電話は終わったんです」
とも話していた。
「目黒さんは昨夏、あまりに多忙で体調を崩し、一時休養しました。堂本さんが“まっすぐくん”とたとえたように、真面目で責任感の強い目黒さんとしては、休んでいるときもつらい思いをしたはずです。今年も目黒さんは走り続けていますが、憧れの先輩の一人である剛さんにいまの胸の内を話し、今後の相談もしていたのではないでしょうか」(前出・音楽関係者)
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剛は’22年6月のインタビューで過去を振り返りこう話していた。
「若い頃は自分の心の声を聞く時間なんて与えられず、周りの期待に応えなければと、必死に過ごして苦しんでいましたから」(「LINE NEWSプレミアム」より)
当時の剛と、現在の目黒が“重なる”という声も。テレビ局関係者は言う。
「現在の目黒さんの人気や多忙さは、20代のころの剛さんと似ている部分があるようです。かつてパニック障害を経験したこともある剛さんには、目黒さんが気になる存在なのかもしれません」
目黒やジェシー以外にも剛に救われた後輩が――。
「剛さんは突発性難聴を患い、いまも完治していませんが、後輩のHey! Say! JUMP・八乙女光さんが’21年末に突発性難聴になって休業した際、親身に相談に乗っていました」(前出・アイドル誌ライター)
八乙女は翌年11月、ラジオ『らじらー!サタデー』(NHKラジオ)で仕事復帰した際、剛について感謝の言葉を述べていた。
「昨年末にめまいも耳鳴りも本当にやばくてどうしようもないときに相談できた剛くん(の存在)が一番大きくて。常に僕の言葉を肯定してくれて。ずっとお休み期間中も連絡していたなと」
■「相談してくれる後輩たちの力になりたい」
さらに冒頭のラジオから2日後、剛は自らのインスタグラムのストーリーズに後輩たちの写真をアップしている。嵐・松本潤(41)、KAT-TUN・亀梨和也(39)、なにわ男子・道枝駿佑(22)との4ショットだ。《1235。4どこー♡》との一文も添えてあった。
「ドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)で主人公を演じた歴代のメンバーの写真です。剛さんが初代、松本さんが2代目、亀梨さんが3代目、道枝さんが5代目。4代目のHey! Say!JUMP・山田涼介さんは電話参加だったようですが、プライベートで集まったことを15日放送のラジオで話していました」(前出・アイドル誌ライター)
彼らにはこんな“共通点”も。
「剛さん、松本さん、亀梨さんと順番に独立を発表しています。松本さんと亀梨さんにとって、先に独立した剛さんの実体験ベースのアドバイスは貴重でしょう。剛さんは創業者が亡くなって以降、悩みを抱えた後輩たちへ手を差し伸べることが多くなったように思います。それが自分の“宿命”だと感じているのかもしれません」(前出・テレビ局関係者)
実際、剛はインタビューでこうも語っていた。
「後輩君たちからは『自分もこう生きたい』などの声を聞くので『その声は素直に伝えていった方がいいし、手伝えることがあったら協力するよ』と言っています。自分の存在が、相談してくれる子たちを、ありのままで生きられる場所、よりそう思える未来へとつなげられるなら喜んで力になりたいです」(’22年6月「LINE NEWSプレミアム」より)
今夏以降、KinKi KidsはDOMOTOへの改名を発表している。事務所を独立し、グループ名が変わっても、悩める後輩アイドルたちの新たな“駆け込み寺”として剛はさらなる存在感を発揮する。
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