au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)/2025スーパーGT第1戦岡山 4月12日、岡山県の岡山国際サーキットにて、2025年スーパーGT開幕戦となる第1戦『OKAYAMA GT 300km RACE』の幕が開けた。初日午前の公式練習では、GT500クラスは1号車au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がトップタイムを記録している。
そこからは、各陣営ごとに分かれた走行プランへと移行していき、GT500では先陣を切ってホンダ・シビック・タイプR-GT勢がペースを上げた。まずは64号車Modulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也/大草りき)が先頭に立ち、17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大/小出峻)や100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)も上位に並ぶ。
そこに、徐々にスピードを上げてきた37号車Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)や38号車KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)が割って入り、大湯が乗る38号車は数周後にトップに立った。
そしてGT300クラスでは、31号車apr LC500h GT(小山美姫/根本悠生)のコースインがおくれるなか、まずは65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)がペースを上げて暫定首位へ。そのタイムを45号車PONOS FERRARI 296(K.コッツォリーノ/篠原拓朗)や61号車SUBARU BRZ R&D SPORTが順に塗り替える。
対するニッサンZニスモGT500勢は、24号車リアライズコーポレーション ADVAN Z(松田次生/名取鉄平)の8番手が最上位となり、唯一のトップ10入りとなるなど苦戦している様子。1号車がトップを維持するGRスープラ勢は、最後に14号車がENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)が3番手へとジャンプアップした。