一方、2023年、2024年とタイトル争いを演じてきた2号車HYPER WATER INGING GR86 GTの平良響がまさかの11番手となり、ここでノックアウト。このQ1A組では、2号車のほかに48号車脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R、62号車HELM MOTORSPORTS、87号車METALIVE S Lamborghini GT3、30号車apr GR86 GTが予選を終えている。
続くQ1グループBでは、さらにタイムが伸びる展開に。さらに、ヨコハマタイヤの一強再現とはならず、65号車LEON PYRAMID AMGの菅波冬悟が移籍初年度ながら1分25秒台に突入するアタックでトップに立ち、2番手には52号車Green Brave GR Supra GTの野中誠太が続くなど、ブリヂストンタイヤユーザーがワン・ツー体制を築く。
その後方には、今季よりダンロップタイヤを使用する45号車PONOS FERRARI 296のケイ・コッツォリーノが入り、グループAに続いてフェラーリ296 GT3のスピードが光る。さらに4番手に続いた777号車D’station Vantage GT3のチャーリー・ファグは、ボンネットが外れかかった状態ながらも好タイムを刻んで難を逃れた。
Q1グループBで予選を終えたのは、96号車K-tunes RC F GT3、26号車ANEST IWATA RC F GT3、360号車RUNUP RIVAUX GT-R、22号車アールキューズ AMG GT3、25HOPPY Schatz GR Supra GTとなる。
GOODSMILE RACING & TeamUKYOとしてのポールポジション獲得は、2023年第4戦の富士以来となり、片岡にとっては2017年第8戦もてぎ以来8年ぶり、自身2度目の予選最速となった。2番手は777号車Vantage、3番手は61号車SUBARU BRZとなっている。また、Q1グループAで敗退を喫した2号車HYPER WATER GR86は22番グリッドとなり、王者0号車VENTENY Lamborghini GT3はQ2で上位勢に遅れて15番手と沈んだ。