BYD、最新クロスオーバーe-SUV『シーライオン7』を発売。先進安全装備も充実させ495万円に

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2025年04月18日 18:40  AUTOSPORT web

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日本上陸第4弾モデルとなるクロスオーバー型のe-SUV『BYD SEALION 7(シーライオン・セブン)』
 導入前から入念なティーザーが展開されてきた中国の巨人BYDが送る、日本上陸第4弾モデルとなるクロスオーバー型のe-SUV『BYD SEALION 7(シーライオン・セブン)』が、4月15日より正式に国内販売を開始。安全装備や運転支援システムなど快適かつ便利な機能装備を満載しつつ、価格は495万円とされている。

 事前予約開始後1カ月間で、累計受注台数が100台を超えた同車は、アッパーミドルSUVでも、高い品質と親しみやすい価格を両立したバリューフォーマネーを実現。年初の『東京オートサロン2025』で初披露されていた同車は、海洋生物の自由さや美しさから着想を得たデザイン・フィロソフィーのもと開発されたBYDの“海洋シリーズ”のトップモデルらしく、伸びやかでエレガントな外観が特徴的なクロスオーバーe-SUVとなっている。

 その車体は昨年6月にも国内へ先行導入されている『SEAL(シール)』をベースに設計されており、ワイドトレッド化と四輪可変ダンパーによるスポーティな走りを実現。ボディサイズは、全長4830mm、全幅1925mm、全高が1620mmのスリーサイズとなり、ホイールベースは2930mmを確保している。

 その車軸間には、おなじみリン酸鉄リチウムイオン電池となるブレードバッテリーを搭載し、車両重量も後輪駆動版で2230kg、同AWD版で2340kgと同クラスのBEVとしては軽量な仕上がりとされる。

 リヤアクスルには最高出力230kW(312PS)、最大トルク380Nmの永久磁石同期モーターが搭載され、4.5秒で100km/hに達する優れたパフォーマンスを有するAWDでは、フロントにも160kW(217PS)/310Nmのモーターを追加。ともに総電力量82.56kWhとなり、WLTC値の一充電走行距離はそれぞれ590km、540kmとなっている。

 また、早期購入特典としてETC車載器やドライブレコーダーに加えて、車両の給電口に繋いで付属のコンセントに差し込むだけで、一般的な家電製品の使用が可能となる最大出力1500Wの電力供給を行うACタイプV2Lアダプターか、BYD Storeにて専用アプリを取得し、車内でカラオケ音源を流しつつ本格的な楽しみ方が可能な車載カラオケマイクのいずれかがプレゼントされる。

 同時に国内展開されるBYDの全モデルラインアップを対象に、駆動用パワーバッテリーの保証期間を、自社調べで国内業界最長となる10年30万kmまで延長する有償プログラムも発表。パワーバッテリーの初期容量70%以上を保証し、これまで標準で提供されていた8年15万kmを大幅に延長する『パワーバッテリーSoH延長保証』のプログラムを導入した。

 これにより、ユーザーの抱くEVの長期使用への不安を解消し、安心・安全なEVライフを楽しめるよう配慮され、今後はすでに登録された車両についても本プログラムの対象とする方針としている。

BYD公式サイト:https://byd.co.jp/e-life/campaign/sealion7-special2025/

[オートスポーツweb 2025年04月18日]

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