
昨日11日の東京都心は日差したっぷりで、最高気温25℃以上の夏日となりましたが、今日12日は気圧の谷の影響で雲が広がり、日中あまり気温が上がっていません。一方、九州と中国地方・北海道では昨日より気温の上がっている所が多く、特に北海道では多くの所で今年一番の暖かさとなっています。
関東は日中の気温が昨日に比べ大幅ダウン
昨日11日の関東は日差しに恵まれて、多くの所で日中の最高気温が平年よりも高くなりました。しかし、今日12日は気圧の谷の影響で雲の広がっている所が多く、日中、あまり気温が上がっていません。昨日11日、東京都心の最高気温は26.7℃でしたが、今日12日午後2時現在の最高気温は20.3℃と、昨日より約6℃ほど低くなっています。
一方、西日本や北日本では、きのうより気温の高くなっている所が多く、午後2時までの最高気温は、鹿児島は昨日より約5℃高い24.4℃、福岡は23.0℃(前日差+3.5℃)、広島は22.3℃(前日差+3.8℃)となっています。
北海道では季節外れの暖かさ
今日12日は特に、北海道で気温上昇が顕著となっています。北海道では、大陸で暖められた空気が上空の西よりの風にのって流れ込みやすくなっているためで、午後2時までの最高気温は、北見で25.1℃になるなど網走地方の3か所で夏日を観測。今シーズン、北海道で夏日になるのは5月2日の滝上(25.3℃)に次いで2回目です。その他にも、午後2時までに最高気温が帯広で24.4℃、札幌22.0℃になるなど、北海道では今年最高の所が多くなっています。
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この先、東〜西日本は徐々に蒸し暑く 北海道も高温傾向
明日13日以降は関東でも気温が上昇し、この先は全国的に高温傾向が続く見込みです。東日本から西日本では夏日の所が多く、はじめはカラッとした暑さですが、15日(木)頃からは蒸し暑さが出てくるでしょう。湿度の高い暑さは熱中症になるリスクが高まるため、この先は、より一層、暑さ対策を心がけるようにしてください。北海道も暖かい空気が流れ込みやすく、夏日となる所がさらに増えそうです。