車中泊におすすめの「卓上IHクッキングヒーター」3選 車中泊歴7年の筆者がピックアップ

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2025年05月12日 16:40  Fav-Log by ITmedia

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dretec「IHクッカー ミニチュラ(800W)」(出典:dretec)

 車中泊の際は車内で自炊をする人も多いと思いますが、車内での調理にはカセットコンロよりも「卓上IHクッキングヒーター」がおすすめです。

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 電気での調理なら、狭い車内でも一酸化炭素中毒や火災の危険性が低く、安心して使うことができます。

 また、1口の小型タイプなら消費電力は800〜1000Wほど。定格出力1000W以上のポータブル電源を持っているなら、問題なく使用することができます。

 今回は、車中泊歴7年の筆者が、車中泊にぴったりの「小型&1口の卓上IHクッキングヒーター」を厳選して3つ紹介します。

●車中泊におすすめの「卓上IHクッキングヒーター」1:dretec「IHクッカー ミニチュラ(800W)」

 dretec(ドリテック)の「IHクッカー ミニチュラ」は、今回紹介する製品の中で、もっとも消費電力が低めの卓上IHクッキングヒーターです。

 サイズも18.5(幅)×5.5(高さ)×19.5(奥行)cmと、超小型サイズ。持ち運びにも便利です。

 超小型のため、使用できる鍋サイズは8〜14cmと限定されますが、1〜2人分の調理なら問題ないでしょう(8cmは鉄瓶のみ使用可。揚げ物は調理不可)。また、トッププレートはフラットなガラストップを採用。調理時の汚れも簡単に拭き取ることができます。

 AC出力数や用途に合わせて火力を設定できる、8段階の火力調整機能付き(100W〜800W)。火力(W数)の調整は、本体前面のダイヤルを左右に回すだけです。定格出力低め(500〜600W程度)のポータブル電源でも、中火や弱火なら使用することができます。

 さらに、加熱開始から約30分後に自動で電源が切れるオートパワーオフ機能も備えています。公式オンラインストアの価格は7480円(税込、以下同)です。

●車中泊におすすめの「卓上IHクッキングヒーター」2:dretec「IHクッカー ピッコリスト(900W)」

 上記モデルよりも一回り大きめのdretec「IHクッカー ピッコリスト(900W)」は、消費電力が900Wと、少し強めの火力設定が可能。ダイヤル操作で簡単に、6段階の火力調整(80W〜900W)ができます。

 99分まで1分単位で設定できる、便利なタイマー機能も付いています。また、鍋検知や切り忘れ防止、電源コード抜き忘れなど、6つの安全機能を備えているので、車中泊やキャンプなど、アウトドアシーンでの使用にぴったりです。

 カラーは写真のグリーンとベージュ、ブラックの3色展開。車内のインテリアや調理器具などに合わせて、好みのカラーを選択できます。

 公式オンラインストアの価格は8778円です。

●車中泊におすすめの「卓上IHクッキングヒーター」3:山善「IHコンロ EER-S100(1000W)」

 山善の「IHコンロ EER-S100(1000W)」は、今回紹介する製品の中でもっともサイズが大きく、消費電力も高めです。

 サイズは約24(幅)×5(高さ)×28.5(奥行)cm、重量は約1.7kgあります。その分、鍋底12〜22cm(揚げ物時は最大18cm)までに対応可能です。

 2〜3人分程度の調理を問題なく行うことができるため、家族や友人との車中泊に最適です。

 消費電力は1000Wで、火力もほどよく強め。炒め物や鍋料理はもちろん、揚げ物も調理可能です。これ1台で、さまざまな料理を作ることができます。

 温度調節は5段階。難しい揚げ物の温度も、ボタン1つで簡単に設定することができます。

 フラットなガラストップ仕様なので、サッと拭くだけで汚れが落ち、お手入れも簡単。カラーはホワイト、ブラック、ブラウンから選択可能です。

 また、本体サイズはさらに大きくなりますが、消費電力1400Wタイプもあります。自身の好みや使用シーン、使用人数、持っているポータブル電源に合わせて選択可能です。1000Wタイプの実売価格は5000円前後です。

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