なかでも注目されるのは、日本武道館での公演。スマッシング・パンプキンズが同会場に立つのは、00年6月30日以来、実に25年ぶり。当時は解散ツアーの一環として行われ、その模様は映像作品『Live at Budokan』としても知られている。歴史的なステージとなったこの公演が、今回新たな形で蘇る。
同ツアーでは、オリジナルメンバーであるビリー・コーガン(ボーカル/ギター)、ジミー・チェンバレン(ドラム)、ジェイムス・イハ(ギター)に加え、新メンバーのキキ・ウォン(ベース)を迎えた編成で、現在のスマッシング・パンプキンズの姿を披露する。近年は23年の3幕構成アルバム『ATUM: A Rock Opera In Three Acts』や、24年の通算13作目のアルバム『Aghori Mhori Mei』など、精力的な制作活動を継続しており、今回のステージでもその集大成を体感できる内容となりそうだ。