社会学者の古市憲寿氏(40)が12日、カンテレの情報番組「旬感LIVE とれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分)に出演。番組では備蓄米の放出が始まってもなお、米価格の高騰が続く状況を取り上げた。
政府が備蓄米を放出したが効果が見られない問題について、古市氏は「そもそも政治がお米の値段を上げようとしてきた。一部の農家を守るために、田んぼを減らす減反で、需要と供給をあえて調整して値段を上げてきた」と解説し、現在の米高騰について「上げてきたわけだから、そりゃ、そうでしょって話です」と強調した。
米の値段を下げる政策として「関税を下げて、海外からの米を自由に輸入できるようにして、備蓄米制度もやめて、完全に市場の流通の任せれば、値段は下がる」と持論を展開し、「それを政治がずっと拒んできて、一部の農家を守ろうとしてきたことの帰結なので、政治家が値段を上げたんでしょとしか思えない」と厳しく批判した。
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