会談を前に握手する石破茂首相(右)とギニアビサウのエンバロ大統領=12日午後、首相官邸 石破茂首相は12日、西アフリカ・ギニアビサウのエンバロ大統領と首相官邸で約40分間会談し、経済分野を中心に関係を強化する方針で一致した。治安悪化が目立つ西アフリカ地域の安定に貢献する意向も伝えた。
日本はアフリカを含むグローバルサウス(新興・途上国)との連携を重視している。首相は8月に横浜市で開く第9回アフリカ開発会議(TICAD9)に触れ、「日本とアフリカ双方の繁栄につながる機会にしたい」と表明。ギニアビサウに食料支援などを続ける意向を示した。