【新潟大賞典】セレクト5.1億円のショウナンアデイブ 史上最高額のJRA重賞勝ち馬となるか
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2025年05月14日 08:30 netkeiba

新潟大賞典2025に出走予定のショウナンアデイブ(今年1月撮影、ユーザー提供:つぶ貝さん) セレクトセールで5億1000万円の高値となったショウナンアデイブ(牡6、栗東・高野友和厩舎)が、新潟大賞典(4歳上・GIII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。
ショウナンアデイブは父ディープインパクト、母シーヴ、母の父Mineshaftの血統。半姉のキャスリンソフィア(Cathryn Sophia)は16年のケンタッキーオークスの覇者。20年のセレクトセール1歳では同年の最高価格となる5億1000万円(税抜、以下同)の高値で取引された。
ここまで26戦4勝。3走前の修学院Sを制し、待望のオープン入り。その後、2年8カ月ぶりの重賞挑戦となった中山金杯は7着に終わったものの、前走の小倉大賞典で2着に奮闘した。それも勝ったロングランとはわずかにクビ差。良血開花を印象付ける走りだったので、今回も立ち回り一つで好勝負になるだろう。
国内のセールで取り引きされた馬に限ると、過去最高額の重賞勝ち馬は14年のきさらぎ賞とチャレンジCを制したトーセンスターダム、19年のきさらぎ賞を勝ったダノンチェイサー、24年の中日新聞杯覇者のデシエルトの3頭で2億5000万円。したがってショウナンアデイブが勝てば、3頭を抜いて首位浮上となる。まずはここで重賞ウイナーの仲間入りを果たし、さらに上のステージへと駆け上がっていけるか。
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