ミュージシャンGACKTが14日、X(旧ツイッター)を更新。児童虐待問題について私見を述べた。
GACKTは、医師が乳児を救出するために処置を施す動画を引用し「子供ってのは宝。今を未来に繋ぐ架け橋。消えそうな灯火をこうやって繋いでくれる医師もいる。こどもが『普通』に育つことは当たり前じゃない」と言及。その一方で「健康に育った命にも関わらず、子供に虐待をする親も増えている。子供のままのオトナ。そんなオトナが増えてるせいで未来がどんどん危うい物になっていると最近感じる」と、親による子どもの虐待について懸念を示した。
「虐待を受けた子供が大人になってから自分がされたように他者に暴力をふるう確率は高い。虐待までいかなくとも、愛されなかった子供が人を愛するのは難しくなるんじゃないか?」と推測。「子供を持つ親はこどもが未来をつなぐ担い手であるということを真に理解してほしい」と訴えた。
続けて「ボクらには彼らが『生まれてきてよかった』とそう思える世界を作る使命がある。大袈裟に聞こえるかもだが、どんなオトナにもこの責任があることを常に心に留めて生きてもらいたい」とGACKT。「そんな余裕がないとか、カネがないとか、それがこどもたちの未来を軽んじる理由にはならない」とした上で、「根底にある大切にしなければならないものを改めて考えてくれ」と呼びかけた。
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