橋下徹「事実関係が分からないまま」“性暴力”認定したフジ第三者委の問題点指摘

0

2025年05月14日 15:14  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

橋下徹 (C)ORICON NewS inc.
 弁護士の橋下徹氏が14日、カンテレ『旬感LIVE とれたてっ!』(月〜金 後1:50)に生出演し、元タレントの中居正広氏による女性とのトラブルを巡る一連の問題で、中居氏側の代理人弁護士による第三者委員会への反論について言及した。

【写真】第三者委員会の委員長を務めた竹内朗氏

 橋下氏は、第三者委員会の報告書が公表された当時から「僕は中居さんへの人権侵害の可能性もあるよと、少数派だったんですけど」と自らの姿勢に言及。「関係者、弁護士以外の関係者から意見を聞かせてほしいと言われ、助言をしました。法律家として意見を述べています」と明かした。

 橋下氏は「こういう立場なので、違う考えの弁護士もちゃんと出演してコメントさせてください」と番組に要望したとし、上谷さくら弁護士が出演し、中居氏の第三者委員会への反論について検証した。その上で橋下氏は「中居さんへの人権侵害の可能性大 ヒアリングをやり直せ」とフリップを出して、第三者委員会の問題点を指摘した。

 橋下氏は「事実関係がよく分からないまんまで性暴力と、”中居さん”が重大な人権侵害を犯したとしているが、みんなどこまで事実関係分かってるんですか」と指摘。「関係資料に基づけば、性暴力をやった、重大な人権侵害をやったって、ちょっと待ってくれよと。中居さんは事実を全部言いたいらしいんです。それを取り上げてくれなかったらしい」とも。

 さらに「それぞれ言い分が食い違ってるかわからないけど、いま、中居さんは全て語りたいと思ってる。でもこれをいきなり公にしてしまうと非常に微妙な問題もあるから、まずこれを第三者委員会に全て話して、それをもとにもう一回判断してほしいと言ってます」と中居氏側の考えを代弁。その上で自身の考えとして「中居さんに当日の話が聞かれていない」とし、「これはひどい」と表した。

 それに対して、上谷弁護士は「行為のところ自体は守秘義務に関わるので、あまり聞けないということでしたけど、家に行く経緯とかその後の状況。被害者の方が上司とか産業医の方に詳細にお話していると。それから入院先の主治医とも連絡を取って、たぶんその方から情報が入っているということで、かなり重いPTSDを発症されていたことから、こういうことがあったんだろうという認定の上で、性暴力を認定しております」とし、「性暴力と性犯罪は別であって、性暴力自体は犯罪行為でないものも、相手の意に反する性的言動であれば、性暴力という風に言われておりますので、私としては、これは性暴力と認定されたことについて特に違和感はなかった」との考えを示した。

    ニュース設定