「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」展が開催 重要文化財や人間国宝の作品を展示

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2025年05月14日 20:01  Fashionsnap.com

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 京都国立近代美術館が、企画展「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」を開催する。期間は7月19日から9月15日まで。

 同展では、江戸時代から現代まで、さまざまな着物が生み出されてきた背景と制作者たちの創意を紹介する。セクションは、近世を中心とする小袖や小袖雛形本を展覧する「平面と立体の間で きものと雛形本」、円山応挙と近代京都の日本画家たちの絵画を並べる「写生と写実の探究 京都画壇の日本画」、明治時代中期から後期にかけての作品を中心に取り扱う「図案から染織品へ 描かれた図案と染められた図案」、人間国宝の作家の作品とその資料を展示する「平面と立体の間で 京都の友禅の人間国宝」の4つを用意。近世から近代の着物の優品や雛形本などの資料、円山応挙から始まる京都画壇の展開と染織図案との関わりや、図案が染織り作品になる過程などを展示する。
 展示品として、江戸時代に西川祐信によって書かれた「正徳ひな形」(1713年)や、合計約100点におよぶ明治時代から昭和時代初期にかけての友禅染裂、円山応挙によって描かれた「写生図鑑 甲巻」、新しく重要文化財に指定された琵琶湖湖の風景をモチーフにした岸竹堂の「大津唐崎図」、重要無形文化財保持者で染織家の森口華弘作の着物などが披露される。
 なお、音声ガイドのナビゲーターは女優の常盤貴子が務める。価格は会場レンタル版が650円、「聴く美術」アプリでの配信版が750円。

◾️ 「きもののヒミツ 友禅のうまれるところ」会期:2025年7月19日(土)〜9月15日(月)会場:京都国立近代美術館住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町 26−1入場料:前売り券:一般1800円、大学生1100円、高校生400円 当日券:一般2000円、大学生1300円、高校生600円 ※中学生以下、心身に障がいがある人とその付き添い者1名は無料公式サイト

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