「6人全員で抱き合いました」主演・野村康太が明かした映画『6人ぼっち』の舞台裏

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2025年05月15日 09:00  週刊女性PRIME

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野村康太 撮影/廣瀬靖士 ヘアメイク/SUGANAKATA(GLEAM)スタイリスト/能城 匠

人見知りな性格だと話す野村

「最初に台本を読んだとき、監督さんに“この役は僕そのままです!”と言った記憶があって。それだけ共感できる部分がたくさんありました。座長としては、“みんなにたくさん話しかけよう”と思っていたのですが、人見知りを発揮して結局自分からはあまりいけなくて(笑)。逆にみんなが話しかけてくれました」

 そう話すのは、公開中の『6人ぼっち』で映画単独初主演となる野村康太。クラスに友人が1人もいない陰キャ男子、加山糸を演じる。

 修学旅行の班決めで誰とも組めなかった5人の“ぼっち”たちと同じ班を組まされ、強制的に班長に。なんとか役割を果たそうと奮闘する役どころだ。

「僕も意識しないと初対面の人に話しかけにいけないので、自分の心の奥底に陰キャの要素はあると思います。周りからそう言われたことはまったくないですけどね(笑)。

 糸のすごいところは、みんなを盛り上げるために自分が苦手なことも頑張って挑戦するところ。本当に勇気がいりますし、僕は自分が苦手なことはできればやりたくないタイプなので、カッコいいと思いました。行動すること、勇気を出して一歩踏み出すことって大事だなと」

 性格も趣味もバラバラな6人は、どこかよそよそしく班行動もひと苦労。しかし、実際は仲良しだったという。

「撮影期間中はごはんもみんなで行って相当仲良くなりました。橋の上でみんなが感情的になるシーンがあるのですが、カットがかかった後に6人全員で抱き合いました(笑)。感情を乗せなきゃいけないシーンだったのですが、吉田晴登くんが全力100%でお芝居をしてくださったおかげで、みんなもやりやすかったんじゃないかな」

高校時代は寮生活で充実した毎日

 自身の高校時代は、強豪校のバスケ部で副キャプテンを務め、寮生活を送っていた野村。

「小さいアパートの3LDKに1部屋2人の合計6人で住んでいました。監督にバレないように夜中、みんなでピザを頼んだり。門限が9時で、破ると練習に出られなくなってしまうのですが、たまに深夜こっそり抜け出して、近くのコンビニに行ったり。たぶんバレていたとは思うんですよ(笑)。

 でも、目をつぶってくれていたんじゃないかなと思います。休みの日はみんなで川遊びやバーベキューをしたり、ものすごく充実した高校生活を送っていました」

 高校生のときは、コロナ禍だったため修学旅行には行けなかったそう。しかし、今回の広島での撮影が本当の修学旅行のようだったと語る。

「初広島でしたが、キャストのみんなで毎日一緒に夜ごはんを食べて。なかでも広島焼きが美味しくてハマりました。休みの日には厳島神社に行って、食べ歩きしながら観光も。メンズは全員“スマブラ”が好きで。部屋に集まってゲームをしたり、本当に修学旅行に行った感覚で撮影をしていました」

 今回の撮影を通じて、改めて感じた学生役への思いを語ってくれた。

「同年代の方々とのお芝居はすごく良い刺激にもなったので、これからも学園モノをやっていきたいと思える作品でした。ただ、学園モノで陰キャ役が続いたので、次は陽キャの役をやってみたいです(笑)」

修学旅行の思い出

中学生のとき、京都と奈良に行きました。行きの新幹線ではみんなでトランプして、はしゃぎすぎて怒られちゃったり(笑)。どれもすごく楽しい思い出です

ぼっち派? みんなと過ごしたい派?

なるべく1人ではいたくないです。でも、洋服の買い物だけは1人で行きたい。サウナとか外食とかで出かけるのは、誰かと行きたいんですけどね

“ぼっち時間”の過ごし方

とにかくたくさん寝る。あとは、ジムに行って黙々とトレーニングしたり、部屋の片づけをしたりもしますね。最近は、衣替えをして、鏡の前で夏服を合わせて着てみました!

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