今日15日は午前中から北日本で30℃に迫る高温 午後も季節外れの暑さに注意

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2025年05月15日 11:56  日本気象協会

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日本気象協会

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今日15日(木)も広く晴れて、北日本を中心に気温がグングン上昇中。青森県三戸町は午前11時半までの最高気温が29.8℃とすでに30℃目前です。北日本では今年これまでで一番の暑さとなっている所が多く、5月とは思えない暑さです。熱中症にならないよう、お気をつけください。

午前中から気温グングン上昇 すでに30℃近い所も

昨日14日(水)は全国的に晴れて気温が上昇。札幌で今年初めて25℃を超えるなど、北日本でも季節外れの暑さとなりました。

今日15日(木)も朝から広く日差しが届いて、北日本を中心に早いペースで気温が上がっています。
午前11時半までの最高気温は、青森県三戸町で29.8℃と30℃目前。青森県五所川原市と岩手県岩泉町で28.8℃まで上がっています。北海道の旭川市は27.8℃、岩手県宮古市は27.0℃と、いずれも今年初めての夏日となるなど、北日本では多くの地点で今年これまでで一番の暑さとなっています。

※追記
青森県三戸町では午前11時43分に30.1℃、岩手県岩泉町では午前11時47分に30.0℃を観測し、今年初めて真夏日になりました。
東北で真夏日となるのは今年初めてです。

午後はさらに夏日地点が増加 北日本は7〜8月並みの高温も

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午後は西日本で雲が広がりやすくなりますが、暖かい南風が吹くため、日本海側を中心に気温の高い状態が続くでしょう。特に北日本では7月から8月並みの最高気温が予想されており、季節外れの暑さとなりそうです。

真夏に比べて湿度が低いものの、油断はできません。この時期はまだ体が暑さに慣れていないため、体に負担がかかります。まだ5月だからと油断せず、熱中症対策を心がけてください。

熱中症の症状とは?

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熱中症には、様々な症状があります。

はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。

他にも「なんとなく体調が悪い」「すぐに疲れる」というのも初期症状です。また、周囲の方から見て「イライラしている」「フラフラしている」「呼びかけに反応しない」「ぼーっとしている」といった、いつもと違う症状も、熱中症を疑うポイントです。

症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。

応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。

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