
「バイキング」と聞くと、種類豊富な料理にワクワクする一方で、つい「元を取らなきゃ!」と気合いが入ってしまう方も多いのではないでしょうか。漫画をSNSで投稿しているりつこさんは年末に体調を崩してしまい、そんな中でバイキングへ行った時のパートナーとのやりとりを描いた漫画『しょうもねえけど結婚決めた話』が話題になっています。
【漫画】“元を取らなきゃ”の呪縛をほどいてくれた彼の言葉…「結婚決めた話」全編を読む
年末に胃腸炎になり、外食は避けようとしたものの家には食材がなく、やむなく予定通りバイキングへ向かったりつこさん。幼い頃バイキングであまり食べられなかった際に「もったいない」と親に叱られた経験があり、また同じような状況になることに不安を感じていました。
少しだけ料理を取り申し訳なさそうに「あとでいっぱい食べるから」と伝えると、彼は「バイキングは好きなものを好きなだけ食べる場所」と返してくれます。自分の欲しいものを自分のペースで食べられるから連れてきたと言う話をしてくれます。さらに、食べている人を見るだけでも楽しいよと笑顔で話すのでした。その様子を見て、この人とずっと一緒にいたいと逆プロポーズするりつこさんなのでした。同作について、りつこさんに当時の詳しい状況を聞きました。
ー体調がすぐれないなか、実際にバイキングへ行くまではどのような気持ちでしたか?
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厳密には胃腸炎ではなくて原因不明の腹痛時期でしたので「もったいね〜〜〜!」という気持ちがすごく強かったです。あと「怒られるかな…」って思いました。体調不良=怒られるという「脳筋家庭」で育ったもので(笑)。でもそのおかげで骨折も入院もゼロの元気なオタクに育ちました!
ー旦那さんの言葉を聞いた時の気持ちを教えてください
「君は食べれるだけ食べたらいいよ...食べれなかったら民を見なさい...よく食べよく笑う民を...」という感じだったので「大富豪か?」と思いました(笑)。その変な視点で人生を楽しむ彼の横で自分も追体験できると思うと、我ながら良い旦那を見つけたなと思いますね(笑)。
ーあらためてこの出来事を振り返ってどう感じますか?
やっぱり不完全燃焼ではありますね。ハッシュドポテトとかお腹いっぱい食べたかった〜!
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ー同作のような旦那さんとの体験で、他に印象に残っていることはありますか?
一番印象的だったのは学生時代にケンカをしたとき、彼の枕元に『男と女はなぜ喧嘩をしてしまうのか』ってタイトルの新書が置いてあったことですね。優等生はケンカしても参考書を買うんだと感心しました(笑)。
ーコメントにお祝いメッセージがたくさんありました!読者の方に一言メッセージをお願いします。
フォロワーさんは私を調子に乗らせるのがお上手です。その感じで末永くよろしくお願いします!!!いつもありがとう!!!
(海川 まこと/漫画収集家)
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