限定公開( 3 )
「テスト文字列にうんこと入れるな」──ゲーム開発などを手掛けるインフィニットループ(札幌市)は5月13日、こんな呼びかけを行う新入社員向け研修資料の最新版を公開した。軽い気持ちで入れたテスト文字列が社外に漏えいした際のリスクについて説明した資料で、2021年に公開したものを、最新の事例などを交えたバージョンアップした。
資料は同社の松井健太郎代表取締役会長によるもの。テスト文字列で余計なユーモアを発揮すると、ミスによって外部に公開された際、トラブルの種になることを訴えている。そしてミスは必ず起こるため、“誤爆”があってもいいように無難を文字列を使おう──というのが資料の趣旨だ。
24年にもアップデートしていたが、25年版はさらに事例を追加した。国土交通省による証明書類のサンプルに、元ネタを知らないと対処できないネットミーム由来の文字列が紛れ込み、不適切な表現として対応に追い込まれた事態などを新たに紹介。業務中は不必要にふざけないよう呼び掛けている。
松井会長によれば、21年版と24年版の資料は累計30万回以上閲覧されたといい、最新版も「教育現場でご活用いただければ」としている。
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