「心臓に悪い」「威圧感がすごい」帰宅すると自宅の天井に巨大な生き物が→その後どうなった? 投稿した能楽師に聞いた

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2025年05月15日 16:40  まいどなニュース

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山田伊純さん「こんなに疲れて帰ってきたのに、神さまはまだ試練を与えるのか」(山田伊純さん提供、一部トリミング)

 「こんなに疲れて帰ってきたのに、神さまはまだ試練を与えるのか」ーー能楽師の山田伊純(いすみ)さんのSNS投稿が今、ネット上で大きな注目を集めています。山田さんが撮影した写真には、自宅の天井近くに姿を現した大きな黒いクモが。

【閲覧注意】「呼吸が止まる」「威圧感がすごい」(実際の写真)

「見た目おっかない」「益虫ですよ」さまざまな反応が

 山田さんによると、クモはアシダカグモのようで、サイズは体の部分だけで4センチほどはあったそう。「足を伸ばした姿は10センチ以上はあったので、対峙すると結構大きく感じました」(山田さん)

 5月10日夜、自身のXに写真を投稿したところ、表示回数は3183万回を超えるほど拡散。あまりの迫力に息をのむ人が多く、「心臓に悪い」「見た目がおっかない」「呼吸が止まる」「威圧感がすごい」などの声が上がりました。

 一方で、アシダカグモは益虫と知る人たちからは、「アシダカ軍曹!」「軍曹がいるということはGがいる」「アシダカはゴキブリを食べてくれます」「Gの天敵」「益虫ですよ」「そっとしておきましょう」「クモだけは退治せずに逃すようにしてます」といった意見も多数寄せられました。

 山田さんも益虫という知識はあったため「できれば共存したい気持ちも少しあったのですが」としながらも、「やはり姿が強烈過ぎてどうしても放っておけず…」。

 その後については「息子の虫取り網を使ってなんとか捕獲し、そっと玄関の外に逃しました」と教えてくれました。

 「皆さんの反応を見て『逃したのは失敗だったかも』と少し後悔もしています。あれだけ立派なクモが家にいたということは、『G』がいた証拠なのかもしれない…と考えると、なんとも複雑な気持ちです」(山田さん)

 山田さんは1989(平成元)年3月、東京都出身。5歳のときに能楽の稽古を始め、6歳で初舞台。2016年、人間国宝金剛流26世宗家金剛永謹のもと住込み修業を終え、独立。現在は京都と東京を拠点に、国内外への普及活動にも取り組んでいます。6月7日には国立能楽堂(東京都渋谷区)で行われる「第37回金剛流潤星会」に出演します。

目の前にいるクモ、どうすれば?

 千葉市ホームページの「住居衛生相談」には、市民から相談が多い生き物の一つとして、アシダカグモの生態と駆除方法が掲載されています。

 同ページによると、アシダカグモは「家の中ではゴキブリを餌にしていると思われ、益虫に分類されることもあります。しかし脚が長く、大きく見えるので嫌われることも多いようです」。退治方法としては、「ハエタタキ等で叩く、掃除機で吸ってごみといっしょに捨てる、ホウキや長い箸、ピンセットなどを使って家の外に追い出す…などの方法があります。クモには直接素手で触らないようにしましょう」とあります。

(まいどなニュース・金井 かおる)

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