ラヤは「1」、ヌワネリは「22」…新ユニお披露目のアーセナル、来季の背番号変更を発表

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2025年05月16日 21:48  サッカーキング

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来季より背番号が変わるラヤ(左)とヌワネリ(右) [写真]=Getty Images
 アーセナルは15日、同クラブに所属するスペイン代表GKダビド・ラヤとU−21イングランド代表MFイーサン・ヌワネリの背番号が、2025−26シーズンより変更されることを明かした。

 今シーズンの公式戦も残り2試合となったが、アーセナルは例年どおり、シーズン終了を待たずに来季のユニフォームを発表。既にクラブオフィシャルショップでは新ユニフォームの販売受付もスタートしている。当然、同ユニフォームには選手の名前と背番号をマーキングすることも可能だが、この発表を受けて、ラヤとヌワネリの背中に刻まれる数字が新しくなることが伝えられた。

 2023年夏にブレントフォードから加入したラヤは、加入後2年間にわたって正守護神に君臨しているが、今シーズンまで背番号「22」を着用している。ゴールキーパーの数字と言えば「1」が真っ先に思いつくが、加入当時はイングランド代表GKアーロン・ラムズデール(現:サウサンプトン)がこの背番号を託されていた。ラムズデールは今季開幕後に移籍を決断したため、ラヤにとっての2シーズン目も「22」でスタート。加入3年目にして、「1」に変更することが決まった。

 なお、プレミアリーグで固定番号制が導入されたのは、リーグ創設2年目の1993−94シーズンのこと。アーセナルで初めて背番号「1」を託されたのは元イングランド代表GKデビッド・シーマン氏だった。以降、元ドイツ代表GKイェンス・レーマン氏、スペイン人GKマヌエル・アルムニア氏、元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(現:バルセロナ)、元チェコ代表GKペトル・チェフ氏、元ドイツ代表GKベルント・レノ(現:フルアム)、ラムズデール、そしてラヤと受け継がれてきた。

 ラヤの背番号変更に伴い、空き番号となった「22」は、ヌワネリのもとへ渡る。現在18歳のヌワネリはアーセナルのアカデミー育ちの選手で、2022年9月にはクラブ史上最年少記録となる15歳と5カ月28日でトップチームデビューを飾っていた。当時の背番号は「83」。昨季は「63」をつけてプレミアリーグ1試合に出場。今季はトップチームで「53」を与えられた。

 開幕直後はベンチスタートが多かったものの、イングランド代表FWブカヨ・サカが負傷により戦線を離れると、同選手の代役としてインパクトを残す。現時点で公式戦36試合出場9ゴール2アシストを記録しており、さらなる飛躍が期待される来季は、「22」とともに戦う。

 アーセナルの「22」の歴史については、1993−94シーズンにイングランド人MFイアン・セリー氏が選んだところからはじまる。続いてフランス人MFデイヴィッド・グロンダン氏、元ウクライナ代表DFオレグ・ルズニー氏とバトンを渡し、2003−04シーズンからの8年間は元フランス代表DFガエル・クリシー氏が着用。フランス人MFフランシス・コクラン(現:ナント)、同FWヤヤ・サノゴ(現:アマゾナス)、同MFジェフ・レーヌ・アデレード(現:サレルニターナ)、元スペイン代表MFデニス・スアレス(現:ビジャレアル)、同DFパブロ・マリ(現:フィオレンティーナ)、そしてラヤと受け継がれ、来季よりヌワネリが背負うこととなる。


【動画】アーセナルの新ユニフォームがお披露目
The Arsenal 25/26 home kit shoot 🤩

Shot on Google Pixel 🤳 pic.twitter.com/3z7HunJa62— Arsenal (@Arsenal) May 15, 2025

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