東京NBがWEリーグ初制覇(撮影は第19節) [写真]=WE LEAGUE 2024−25 SOMPO WEリーグ最終節が17日に行われ、最後までもつれた優勝争いが決着。日テレ・東京ヴェルディベレーザがWEリーグ初制覇を果たした。
東京NBとINAC神戸レオネッサが勝ち点「48」で並び、前者が得失点差「+31」の首位、後者が同「+27」の2位で迎えた最終節。東京NBはホームでジェフユナイテッド市原・千葉レディースと、I神戸は敵地でノジマステラ神奈川相模原とそれぞれ対戦した。
東京NBは千葉Lを相手に序盤から押し込むなか、32分に山本柚月のクロスがそのままゴールに吸い込まれて先制に成功する。40分にはペナルティエリア手前でこぼれ球を拾った松田紫野が見事にゴール右下へ流し込み、東京NBは2点リードで折り返す。さらに66分、再び山本のクロスがそのままゴールネットを揺らし、東京NBは3−0で快勝した。
一方、I神戸はN相模原に3−1で逆転勝利したものの、東京NBの得失点差には届かず。この結果、東京NBのWEリーグ優勝が決まった。
日本女子サッカーリーグ最多17回の優勝を誇る名門東京NBは、2021−22シーズンから始まった日本初の女子プロリーグで3シーズン連続3位だったが、4シーズン目にして悲願の戴冠。I神戸と三菱重工浦和レッズレディースに続く史上3クラブ目のWEリーグ王者となった。
WEリーグの最終順位表は以下の通り。※()内は勝ち点/得失点差
1位 日テレ・東京ヴェルディベレーザ(51/+34)
2位 INAC神戸レオネッサ(51/+29)
3位 三菱重工浦和レッズレディース(46/+19)
4位 アルビレックス新潟レディース(40/+10)
5位 サンフレッチェ広島レジーナ(37/+12)
6位 ちふれASエルフェン埼玉(30/0)
7位 セレッソ大阪ヤンマーレディース(23/−4)
8位 AC長野パルセイロ・レディース(22/−15)
9位 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(20/−15)
10位 ノジマステラ神奈川相模原(18/−12)
11位 大宮アルディージャVENTUS(18/−21)
12位 マイナビ仙台レディース(10/−37)