自民党本部=東京・永田町 自民党東京都支部連合会(都連)が2023年に開催した政治資金パーティーを巡り、政治資金収支報告書にパーティー券収入の不記載があったかどうか都連が調査していることが17日、自民関係者への取材で分かった。現職都議らが収入のノルマ超過分の一部を都連に納めていなかった可能性がある。
複数の自民関係者によると、調査しているのは23年1月30日に開いた「東京政経フォーラム」のパーティー券収入。都議には1枚2万円の券100枚が配られ、うち販売ノルマの50枚分(100万円)を都連側に納める仕組みだったという。現職都議らに対し、当時のパーティー券の販売枚数などについて調べを進めている。