国内外のトップ選手が集う「セイコー・ゴールデングランプリ(GGP)陸上2025東京」(日刊スポーツ共催)が18日、東京・国立競技場で開催される。
女子やり投げで24年パリオリンピック(五輪)金メダルの北口榛花(27=JAL)が17日、同会場で前日会見に出席。今季2戦目で“実像”を追い求める。「自分の姿をもう1度見えるように」と意気込んだ。
3日の今季初戦ダイヤモンドリーグ(DL)第2戦(中国)は「思うように投げられなかった」と60メートル88で4位。自己ベストに6メートル50及ばず、昨季以降で自己ワースト2位の記録にとどまった。オフの練習の成果が記録に結びつかず「虚像が見えた」。投てきが定まらず、かりそめの姿をさらけ出した。
「1つもやりがまっすぐ飛ばなかった」と反省し、構えや助走を研究。試行錯誤を繰り返した。今大会では「自分の投てきスタイルに近づけたい。精いっぱいのベストを尽くす」と誓った。
今秋の世界選手権では日本女子初の連覇がかかる。決戦と同じ地で迎える前哨戦で、本来の姿を見せる。【飯岡大暉】
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。