【陸上】北口榛花、今季2戦目で虚像から実像へ?「自分の姿をもう1度見えるように」

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2025年05月17日 22:50  日刊スポーツ

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陸上セイコー・ゴールデングランプリの前日会見に出席した北口(日本陸連提供)

国内外のトップ選手が集う「セイコー・ゴールデングランプリ(GGP)陸上2025東京」(日刊スポーツ共催)が18日、東京・国立競技場で開催される。


女子やり投げで24年パリオリンピック(五輪)金メダルの北口榛花(27=JAL)が17日、同会場で前日会見に出席。今季2戦目で“実像”を追い求める。「自分の姿をもう1度見えるように」と意気込んだ。


3日の今季初戦ダイヤモンドリーグ(DL)第2戦(中国)は「思うように投げられなかった」と60メートル88で4位。自己ベストに6メートル50及ばず、昨季以降で自己ワースト2位の記録にとどまった。オフの練習の成果が記録に結びつかず「虚像が見えた」。投てきが定まらず、かりそめの姿をさらけ出した。


「1つもやりがまっすぐ飛ばなかった」と反省し、構えや助走を研究。試行錯誤を繰り返した。今大会では「自分の投てきスタイルに近づけたい。精いっぱいのベストを尽くす」と誓った。


今秋の世界選手権では日本女子初の連覇がかかる。決戦と同じ地で迎える前哨戦で、本来の姿を見せる。【飯岡大暉】

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